僕が最初に買ったコンピュータはMac OS 8.6のPowerMac G4でしたが、Macは今のMacBook Proで4台目。実はその間ずっとWindows機をメインで使っていました。Macヘビーユーザーになったのはここ最近の話で、Snow Leopardが出てからです。Macにはかゆいところに手が届くような素敵なイケメン機能がたくさん用意されています。今やもうMacを手放すことができなくなりました。そんなMacの、意外と知られていないと思う(独断)超便利機能を4つ紹介します。
ファイルを開くことなくさまざまなファイルの内容を大きくプレビューする
ファイル名を適当につけてると、何のファイルだったか分からなかったりして、いちいち重いアプリを起動してファイルを閲覧…。そんな手間も時間もかけることなく、内容を簡単にプレビューすることができます。
画像はもちろんのこと、テキストだろうが、オフィスのデータだろうが、pdfだろうがプレビューすることが可能です。
やり方は簡単、ファイルを選択して[Spece]キーを押すだけ。
試しにodtファイルをプレビューしてみると、、

ご覧のとおり。重いOfficeソフトを立ち上げることなくプレビューすることができました。
ちなみにこの状態で下の矢印ボタンを押すと全画面表示になったり、矢印キーでファイルを移動したりできます。まさにかゆいところに手の届くような機能です。僕が張本さんならあっぱれを差し上げたい。
外部アプリやブラウザの機能を使わずに画面のスクリーンショットを撮り、さらにお絵かきする
これもブロガーにはとてもありがたい機能です。標準機能で簡単にできるのが手軽でいいですね。
まず、[command]+[shift]+[4]でスクリーンショットを撮ります。
できた画像をダブルクリックして、【プレビュー】アプリを起動し、上部にある[注釈]をクリック。すると下に編集用のアイコンが現れます。これを使うと簡単に注釈をつけることができます。

ちなみに、注釈だけでなく、切り取りできたり、Photoshopのような選択機能があったりします。プレビュー、侮れん。
簡単にシステム終了、再起動、スリープする
[アップルマーク]→[システム終了…]→[システム終了]とクリックすることでシステム終了できますが、簡単な方法を2つほど紹介します。
1.[アップルマーク]→[optionを押しながらシステム終了]→Enter
2.[電源ボタン]→Enter
いずれも、最後のEnterの代わりに[R]で再起動、[S]でスリープとなります。
ホームポジションから手を移動させずにカーソルを自由に移動する
矢印キーが大嫌いなんです。カーソルを移動するだけでなぜホームポジションをはずさなければならないのか。ましてやマウスやマジックパッドまで手を移動するなんてもう。ちょっとカーソル動かすだけでどんだけの労力を使わせようというのか。
というわけで、キーボードショートカットを使います。いろいろありますが、とりあえず下の6つでなんとかなります。意外と覚えにくいので、備忘録的に覚え方もつけておきます。
カーソルをどこへ移動 | ショートカットキー | 覚え方 |
---|---|---|
上に | control+P | PreのP |
下に | control+N | NextのN |
左に | control+B | BackのB |
右に | control+F | FowardのF |
行の最初へ | control+A | なんだろう。わからないのでアルファベットの最初のA |
行の最後へ | control+E | EndのE |
覚え方とか書いてますが、けっこうごっちゃになるんですよね。なので、地道に体に覚えこませるしかないのです。しかしこれだけでも入力の速度は劇的に上がります。そんな面倒なことせんでも矢印使ったらええじゃないか、というなかれ。たった1秒の差かも知れませんが、100回やれば100秒の時間短縮。100秒早く会社から帰ることができるのだよ!
これをある程度マスターする頃にはもう、あなたも手を矢印キーに移動することが億劫になっていることでしょう。
怠け心が効率化を産み、人を成長させるのです。たぶん。