Mac歴15年以上の僕がMacのいいところを挙げていく

Takashi Fujisakiのアバター
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Macのどこがどういいの?と言われました。僕はもともと音楽屋あがりのWebデザイナーで、Macはかれこれ15年以上使っています。Windowsも好きでme-XP時代に大変お世話になりましたが、ここ7-8年は完全にMac一本に絞りました。僕がMacを選んだ理由、今でもMacを使いつづけている理由について書いてみたいと思います。どうぞよろしく。

トラックパッドが神

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Mac一本に絞った理由の中でも最たるものは、このトラックパッドの超性能。もうマウスには戻れません。Windowsがいい、Macがいいという議論はさまざまありますが、ことトラックパッドにおいては、他の追随を許しません。

Mac(Book)についてるトラックパッドは、決してノートPCについてるオマケパッドではないのです。まるで指先の延長のごとく使えるこのトラックパッドは、マジックマウスよりも魔法であります。

カーソルの滑らかな動きもさることながら、スワイプしたりドラッグしたり、最近では感圧機能も追加され、さながらiPhoneのように使うことができ、もはやMacになくてはならない存在とも言えます。

ちなみに、iMac用のトラックパッド(別売)も以前使っていましたが、こちらは本体が軽すぎて微妙でした。使ってるとトラックパッド本体が動いちゃう。もっとどっしりしてるか、動かないような工夫があったらすごくいいんですが。

かな・英数キーが神

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JISキーボードに搭載されている、かなキーと英数キー。これが鬼神のごとく便利。ひとつのボタンでオンオフを切り替えるトグル式「ではない」ところがポインツ。トグル式だと、今「かな」か「英数」かどっちのモードかなーと気にしないといけないんですが、Macのかなキー、英数キーは、押せば必ずそのモードになる。入力状態になっていようがいまいがお構いなしにそのモードになる、というのもポイント。つまり日本語を入力したければかなキーを最初に押せば必ず日本語になる、ということ。とても理にかなった仕様であります。

USキーボードには当然、かなキー、英数キーはありません。「⌘英かな」というアプリでカスタマイズする必要があります。

Alfredが神

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Alfredがあるから僕はMacを使う。

Alfredはサードパーティー製の、コマンドでさまざまなMacの操作を実現するランチャーアプリ。Macでの作業は、Alfredから始まります。

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Alfredについてはあまりに有名なのでここでの説明は割愛しますが、MacにはSpotlightという似たような純正機能があります。できればこちらを使いたいところですが、まだまだAlfredの方が圧倒的な存在感。

PDFの編集も簡単

Macの純正アプリ「プレビュー」が神。PDFの編集にも特別なアプリは必要ありません。

システム環境設定がいい

Macの各種設定を司っている、「システム環境設定」。あっちを開いたりこっちを開いたりせず、このシステム環境設定の中にあらゆる設定がまとめてあるのがいいところ。iPhoneでいうところの設定アプリ。

iOSデバイスとの連携がいい

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このところのMac(OS X, macOS)は、徐々にiOSに歩み寄ってきています。今(macOS Sierra)ではほとんどiOSのように使えるMac。iPhone, iPadをお使いの方には比較的敷居の低いデバイスと言えるのではないでしょうか。

また、iOSとの同期が素晴らしい。素晴らしく素晴らしい。写真、メモ、リマインダー、カレンダー、メール、連絡先などはもちろん、デスクトップや書類フォルダ、Safariのブックマークや開いているタブ、果てはクリップボードまでシームレスに同期してしまうiCloud。iPhone, iPadユーザーならiCloudの素晴らしさを一段と体験できるのではないでしょうか。

フォントがいい

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Macの美しい標準フォント、ヒラギノ角ゴシックをはじめ、さまざまな美麗フォントが入っています。

複数デスクトップがいい

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Macにはデスクトップを複数作る機能があり、あたかもマルチディスプレイかのように画面を広く使うことができます。最大いくつまで作れるのかは分かりませんがメモリの許す限り作れるんじゃーないでしょうか。

デスクトップの切り替えは、トラックパッドを3本指(または4本指)で左右にスワイプ、または control + 右キー(or 左キー) で行えます。

ハードとソフト同じメーカーなのがいい

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筐体とOS、両方ともAppleが製作しているためか、安定感がいいですね。起動もシャットダウンも爆速、エラーも滅多に起こらない。OSや純正アプリとトラックパッドが密に連携している。iOSとの親和性も抜群。

どのMac買って来ても必ず全員同じ環境ってのもいいですね。このMacはこう、このMacはこうってのがない。

Homebrewがいい

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開発の話になりますが、作業環境を構築するのに、Homebrewというパッケージ管理システムにはすごく助けられています。

開発に必要な様々なツールをコマンドラインから簡単にインストールすることができます。また、homebrew-caskを使えば、様々なMacアプリもコマンド一つでインストール、アンインストールできます。