【全機種対応】iPhone・iPadの電源が入らないときの直し方|強制再起動から復元までの決定版

iPhoneやiPadの電源が入らない。何をしても反応しない。これ、本当に焦りますよね。画面は真っ黒、頭が真っ白。僕も昔、買ったばかりのiPadが突然うんともすんとも言わなくなって焦り散らかしたことがあります。
でも、先に安心してほしいことをひとつ。こういう「電源が入らない」トラブルは、だいたいの場合、修理に出さなくても自分で直せます。 実際、僕のそのiPadも、電源ボタン長押しでも充電でもダメだったのに、あることを試したらあっさり復活しました。
この記事では、電源が入らないときに試すことを「順番」に沿って全部まとめました。上から順にやっていけば大丈夫です。あなたの機種のボタン操作もちゃんと載せてあるので、そのとおりに押してみてください。
試す順番はこの5つ
焦っているときこそ、順番が大事です。上から順に試してください。だいたいの人は2番目の「強制再起動」で直ります。
- 充電とケーブルの確認(バッテリーが空なだけかも)
- 強制再起動(一番よく効く。9割くらいはこれ)
- リカバリーモードで復元(パソコンを使う。強制再起動でダメなとき)
- DFUモードで復元(さらに深いところから直す最終手段)
- Appleサポート・修理(ここまでで直らなければ本体の故障の可能性)
いきなり「初期化しなきゃ」と思わなくて大丈夫です。1番と2番で直る人がほとんどです。順番に見ていきましょう。
ステップ1:まず充電とケーブルを確認する
「電源が入らない」の正体が、実は「ただバッテリーが空っぽ」なだけ、というのは本当によくあります。まずはここを疑ってください。
やることはシンプルです。
- iPhone(iPad)を充電器につなぐ
- そのまま30分ほど待つ(すぐに画面がつかなくても慌てない)
- 画面に充電マークやAppleロゴが出てくるか確認する
バッテリーが完全にゼロまで減ると、充電を始めてもしばらくは画面が真っ暗のままです。人によっては「壊れた」と思ってしまうところですが、30分くらい待つと反応が戻ってくることがよくあります。
充電マークすら出ないときは、充電まわりを疑います。
別のケーブルとアダプタで試す
ケーブルの断線は充電できない理由のよくあるやつ。100均などの安価なものを使うのはやめましょう。
僕の最近のおすすめはCIOの柔らかいシリコンケーブル。
充電してしばらく待っても、充電マークすら一切出ない。そんなときは次のステップに進みます。
ステップ2:強制再起動する(だいたい直る)
ここが本命です。電源が入らないトラブルの大半は、この強制再起動で直ります。僕のiPadを救ってくれたのもこれでした。
強制再起動は、フリーズして固まってしまったiPhone(iPad)を、いったん強制的に電源オフ→オンし直す操作です。写真や連絡先などのデータは消えませんので、安心して試してください。
ただし、機種によって押すボタンがまったく違います。ここが一番のつまずきポイントなので、あなたの機種を表で確認してください。
iPhoneの強制再起動手順(機種別)
Face IDの機種
- 音量を上げるボタンを押してすぐ離す 。
- 音量を下げるボタンを押してすぐ離す。
- サイドボタンをAppleロゴが出るまで押し続ける。途中で電源を切るスライダーなどが表示されても押し続ける。

iPhone 7 / 7 Plus
音量を下げるボタン+サイドボタンを、Appleロゴが出るまで同時に押し続ける。途中で電源を切るスライダーなどが表示されても押し続ける。

iPhone 6s 以前のホームボタンの機種
ホームボタン+サイド(または上部)ボタンを、Appleロゴが出るまで同時に押し続ける。

iPadの強制再起動手順(機種別)
ホームボタンがないiPad
- 音量を上げるボタンを押してすぐ離す 。
- 音量を下げるボタンを押してすぐ離す。
- トップボタンをAppleロゴが出るまで押し続ける。途中で電源を切るスライダーなどが表示されても押し続ける。

ホームボタンがあるiPad
トップボタン+ホームボタンを、Appleロゴが出るまで同時に押し続ける。

強制再起動のコツ(ここでつまずく人が多い)
うまくいかないときは、たいてい押し方のクセが原因です。中学生に説明するつもりで、ゆっくり読んでください。
- 音量ボタンは「押してすぐ離す」。 長押しはしません。カチッと1回押して離す感覚です。
- 最後のボタン(サイド/トップ)は、とにかく長く押す。 10秒くらいでは足りないこともあります。Appleロゴが画面に出てくるまで、指を離さず押し続けてください。 途中で「充電スライダー」や「スライドで電源オフ」が出ても無視して押し続けます。
- 一度でうまくいかなくても、2〜3回落ち着いてやり直せば成功することが多いです。
Appleロゴが出れば成功です。あとは起動を待つだけ。おめでとうございます、直りました。
もしロゴすら出ない、あるいはロゴが出たあと同じ画面をぐるぐる繰り返す(リンゴループ)なら、次のステップに進みます。
ステップ3:リカバリーモードで復元する
強制再起動でも画面が真っ暗なまま、あるいはリンゴマークから先に進まない。そんなときは、パソコンを使ったリカバリーモードの出番です。
これは、パソコンとつないで、iOSを入れ直して復活させる方法です。ここからはパソコン(MacかWindows)が必要になります。
用意するもの
- MacまたはWindowsパソコン
- 充電・データ転送に使える純正ケーブル
- Macなら Finder、Windowsなら iTunes(最新版に更新しておく)
リカバリーモードの手順
- iPhone(iPad)をケーブルでパソコンにつなぐ
- MacならFinder、WindowsならiTunesを開く
- つないだ状態で、ステップ2と同じ強制再起動の操作をする(音量上げ→音量下げ→サイド/トップボタン長押し)
- このとき、Appleロゴが出ても指を離さない。 パソコンにつなぐケーブルの絵が出た「リカバリーモード」画面になるまで押し続ける
- パソコン側に「アップデートまたは復元が必要」と出たら成功
ここで選択肢が2つ出ます。まずは「アップデート」を選んでください。
- アップデート:データを消さずに、iOSだけを入れ直します。まずこちらを試すのがおすすめです。
- 復元:iPhone(iPad)を初期化してiOSを入れ直します。データは消えますが、その分トラブルは直りやすいです。
「アップデート」でダメだったときだけ「復元」を選びます。復元するとデータは消えるので、iCloudやパソコンにバックアップがあるか思い出してから実行してください(バックアップがあれば、あとで戻せます)。ダウンロードに時間がかかるので、途中でケーブルを抜かず、のんびり待ちましょう。
ステップ4:DFUモードで復元する(最終手段)
リカバリーモードでも直らなかった。それでもまだ手はあります。DFUモードです。
DFUモードは、iOSをまったく起動させずに、いちばん深いところからiPhone(iPad)を丸ごと入れ直すモードです。リカバリーモードより一段強力で、ソフトが原因のトラブルに対する「最後の砦」だと思ってください。
ただし、DFUモードは「復元(初期化)」しか選べません。 データは必ず消えます。バックアップがあることを確認してから進んでください。操作もややシビアなので、自信がなければ無理せず次のステップ(Appleサポート)に進んでも大丈夫です。
DFUモードの手順(Face IDの機種・iPhone 8以降)
- iPhoneをケーブルでパソコンにつなぐ
- 音量を上げるボタンを押してすぐ離す
- 音量を下げるボタンを押してすぐ離す
- サイドボタンを、画面が真っ暗になるまで押し続ける
- 画面が真っ暗になったら、サイドボタンを押したまま、音量を下げるボタンも一緒に約5秒間押す
- 5秒たったら、サイドボタンだけ離し、音量を下げるボタンはそのまま押し続ける
- 画面が真っ暗なまま、パソコン側が「復元が必要なiPhoneを見つけました」と認識したら成功
画面にAppleロゴやiTunesのマークが出てしまったら、DFUではなくリカバリーモードに入っています。その場合は最初からやり直してください。「画面が真っ暗のまま、パソコンだけが反応している」状態が正解です。
DFUに入れたら、あとはパソコンの案内にしたがって復元するだけです。
ステップ5:それでもダメならAppleサポートへ
ここまで全部試しても電源が入らない。そのときは、残念ながら本体(ハードウェア)の故障の可能性が高いです。無理に自分で分解したりせず、プロに任せましょう。
とくに、こんなサインがあるときはハード側のトラブルが疑われます。
- 充電しても充電マークすら一切出ない → 充電口やバッテリーの故障かも
- 水に濡らした・落とした直後から反応しない → 内部の破損の可能性
- 本体が異常に熱い、膨らんでいる → バッテリー劣化。すぐ使用をやめてください
相談先はこのあたりです。
- Appleサポート(電話・チャット・アプリ)でまず症状を相談する
- Apple Store(Genius Bar) や Apple正規サービスプロバイダ に持ち込む
保証やAppleCare+が残っていれば、修理代がぐっと安くなることもあります。まずは相談してみてください。
この症状ならここへ(早見表)
自分がどこを試せばいいか、症状から逆引きできるようにまとめました。
| あなたの状況 | まず試すこと |
|---|---|
| しばらく使っていなくて放置していた | ステップ1(充電して30分待つ) |
| 充電マークすら出ない | ステップ1(ケーブル交換・充電口確認)→ ダメならステップ5 |
| 画面が固まって(フリーズして)反応しない | ステップ2(強制再起動) |
| リンゴマークが出たまま進まない・繰り返す | ステップ3(リカバリーモードでアップデート) |
| リカバリーモードでも直らない | ステップ4(DFUモード)または ステップ5 |
| 濡らした・落とした・本体が熱い/膨らむ | すぐステップ5(Appleサポート・修理) |
まとめ
長くなりましたが、いちばん伝えたいのは最初に書いたことです。iPhoneやiPadの電源が入らないトラブルは、多くの場合、強制再起動で直ります。 いきなり「壊れた、買い替えだ」と思わなくて大丈夫。
もう一度、順番だけおさらいします。
- まず充電して30分待つ(ケーブルも確認)
- 強制再起動する(自分の機種のボタン操作で。9割これで直る)
- ダメならパソコンにつないでリカバリーモードで復元
- それでもダメならDFUモードで復元
- ここまでで直らなければAppleサポート・修理へ
上から順に、落ち着いてひとつずつ。焦っているときほど、深呼吸してからボタンを押してくださいね。あなたのiPhone(iPad)が無事に復活することを願っています。
メタディスクリプション: iPhone・iPadの電源が入らないときの直し方を全機種対応で解説。充電確認→強制再起動→リカバリーモード→DFU→修理まで、機種別のボタン操作と症状別の早見表つきで初心者にもわかりやすく紹介します。
参考資料
それではまた。


