絶対にわかる!USB-Cの規格の違い|USB4・Thunderbolt・USB PD【2026年版】
あれ、このUSB-Cケーブル、充電はできるのに映像が出ない…
同じUSB-Cケーブルなのに転送がめっちゃ遅い…

新しいMacBook ProやMac miniを買って、いざ手持ちのケーブルを挿してみたら…このような経験、皆さんもしたことはありませんか?

僕は、裏表があって何度裏返してもなぜか挿さらないUSB-Aや、裏表があるうえに小さすぎて裏表が見えないmicro USB、今では邪魔者扱いされがちなLightningケーブル、その他諸々を用途に応じて使い分けてきた世代です。だから「これから全部、表裏のないUSB-Cに統一されま〜す」と聞いたときは、ついに夢の世界線、シュタインズ・ゲートに到達か!と喜んだものです。

もうケーブルは1種類でいい、あれやこれやと考える必要もない、引き出しに入り切らずに倉庫の一角も埋まっているほどのケーブルの山も片づく、と。ところが、実際にUSB-Cが世の中に浸透し始めたと思いきや、今度は同じ形のまま「これは使える、これは使えない」が始まった。形が1つになったのに、結局ややこしいのは変わっていなかった、というわけです。

犯人は、USB-Cという「形」は同じなのに、中に通っている「規格」がバラバラだから。この記事では、2026年現在、いま現役のUSB-Cケーブルを理解するのに必要な USB4・Thunderbolt・USB PD の3つに絞って、何がどう違うのかをほどいていきます。難しい言葉は、わかりやすい例えに置き換えて説明します。

なお「USB 3.0と3.1と3.2って何が違うの?」「Gen 1とGen 2×2って?」という速度の名前まわりの話は、それだけで1本ぶんのややこしさがあるので、絶対にわかる!USB 3.0 / 3.1 / 3.2 / Gen1 / Gen 2 / Gen2x2 の違いを徹底解説にまとめてあります。

この記事は、そこから一歩先の「USB4以降」の世界の話です。

先に結論。USB-Cケーブルの性能は「データ速度」「電力」「映像」の3つで決まる

細かい話に入る前に、いちばん大事なことを先に言います。

USB-Cとは差し込み部分の形の名前でしかない

USB-Cというのはコネクタの形の名前であって、性能の名前ではありません。ここが全ての勘違いのもとです。同じUSB-Cの穴に見えても、USB-Cケーブルの性能にはさまざまな違いがあります。

USB-Cケーブルの性能は、次の3つの性能で決まります。

  • データ速度 … 480Mbps(USB 2.0)から80Gbps(USB4)まで、実に170倍の差
  • 電力(充電) … 60W / 100W / 240W。ここを決めているのが USB PD という規格
  • 映像 … そもそも映像を運べるのか、運べないのか

大事なのは、この3つがそれぞれ独立していることです。だから「充電は史上最強クラスなのに、データ転送は最遅」といった呂布みたいなケーブルが普通にあります。3つ揃って高性能なケーブルもあれば、1つだけ高くて残りは最低限、というUSB-Cケーブルもあるのです。

ここがポイント

  • USB-Cとは差し込み部分の形の名前であり、それ以上でも以下でもない。
  • USB-Cケーブルには「データ速度」「電力(充電)」「映像」の3つの能力が独立して存在する
  • だから「充電最強!データ転送最弱」みたいなUSB-Cケーブルは当たり前に存在する

その前に。あなたのそのUSB-Cケーブル、たぶんUSB4でもThunderboltでもありません

面倒な規格の話に入る前に、どうしても先に言っておきたいことがあります。これを知らないまま買い物ガイドだけ読んでも、たぶん同じ失敗を繰り返すからです。

あなたの引き出しに入っているUSB-Cケーブルの大半は、データ速度がUSB 2.0(480Mbps)の「充電専用ケーブル」です。iPhoneやMacBookの充電はバッチリこなす反面、データ転送速度が壊滅的です。

ほとんどのUSB-CケーブルはUSB 2.0の充電専用ケーブル

これ、厄介なのは、これがMacやiPhoneの付属ケーブルもそうだということ。これらの付属ケーブルは、あくまでも充電用なんです。

なぜこんなことになるのか。簡単にいうと、充電用途のケーブルに、高速データ通信のための配線を全部通すと、ケーブルが太く、硬く、そして当然コストも上がります。だから、充電用途と割り切った仕様のケーブルというのは極めて合理的な判断ではあるんです。

そして、ここが冒頭の「充電はできるのに映像が出ない」の答えになります。

USB-Cケーブルで映像を流すときは、その高速データ用の配線を使います。つまり高速配線が入っていないUSB 2.0ケーブルは、原理的に映像を運べません。ケーブルが壊れているわけでも、Macやモニターの相性が悪いわけでもない。そのケーブルには最初から映像を送る道がなかった、というだけの話です。

USB4 – バラバラだった規格が「1本の太い線」に統合

では本題の規格へ。まずはデータを運ぶ側、USB4からいきます。

長らくUSBの世界はカオスってました。データはこの規格、映像は別の規格、電力はまた別…と、それぞれが別々の車線を取り合っていた。それを「ぜんぶ1本の太い管にまとめて、必要な分だけ流そう」と発想を変えたのがUSB4です。

USB4のすごいところは「トンネリング」という仕組み。1本の太い管の中に、データ用・映像用・PCIe(外付けSSDなどの高速接続)用の“仮想のトンネル”を通して、同時に流せるんです。水道でたとえるなら、1本の太い水道管の中を、水とお湯と冷水が混ざらずに同時に流れているイメージ。しかも空いているぶんだけ賢く融通し合います。

このおかげで、モニターに4Kで映像を出しながら外付けSSDに爆速で書き込む、みたいな「同時に全部やる」が現実的になりました。

速度は世代で2段階あります。

規格最大速度登場時期
USB4 Version 1.040Gbps(20Gbpsも定義)2019年
USB4 Version 2.080Gbps(ブースト時120Gbps)2022年

Version 2.0のほうは、映像のように一方向へ大量に流したいとき、車線を片側に寄せて最大120Gbpsまで引き上げる仕掛けも持っています。ただし現時点で日常的に恩恵を感じる場面は限られるので、「上限が上がった」くらいの理解で十分です。

ちなみにUSB4は、Intelが作ったThunderbolt 3の技術をベースに生まれました。だから次に説明するThunderboltと血がつながっているし、話がややこしくもなっています。

USB4 ここがポイント

  • USB4は、Thunderbolt 3をベースとしUSB 3.xとはまったく違う生き物として生まれた
  • 2026年現在Version 1.0 / Version 2.0がある

Thunderbolt 3・4・5ケーブルの違いは?

続いてThunderbolt。「Thunderbolt 3と4、4と5って何が違うの?」は、この分野でいちばん多い質問だと思います。

答えを先に言うと、最大速度はどちらも同じ40Gbps。数字だけ見ると「じゃあ4にする意味ある?」となりますよね。実は、違いは最大速度ではなく、ケーブルのハズレにくさにあります。ケーブルを買う僕たちにとっては、実はここがいちばん大事なところです。

Thunderbolt 3には2つの罠がある

というのも、Thunderbolt 3のケーブルには落とし穴が2つありました。

ひとつめは長さ。 Thunderbolt 3のケーブルは、0.8mを超えると速度が半分の20Gbpsに落ちるものが多かったんです。長いケーブルでちゃんと40Gbpsを出したいなら、中に信号を増幅する部品を積んだ、お高い特別なケーブルを買うしかありませんでした。

ふたつめがもっと厄介。 そのお高い長尺ケーブルに、普通のUSBメモリや外付けHDDを挿すと、USB 2.0の激遅(480Mbps)まで落ちるという罠がありました。速さのために奮発して買ったのに、普通のUSB機器には使えない。完全に人を選ぶケーブルだったんです。もともとThunderboltはThunderbolt専用機器を繋ぐためのものだったんです。

Thunderbolt 4は3の2つの罠を解消したもの

Thunderbolt 4は、この2つをまとめて解決しました。 2mの長さでも普通に40Gbpsが出るし、USBメモリを挿しても遅くならない。普通のUSB機器に挿しても大丈夫になった。これがThunderbolt 4ケーブルの、いちばんありがたい進化です。Thunderbolt 4と書かれたケーブルを1本持っておけば、もう長さや相手を気にしなくていい、というわけですね。

Thunderbolt 5は4の正統進化

そして2024年から実機が登場したのがThunderbolt 5。ここは素直に速くなりました。

規格最大速度最大給電備考
Thunderbolt 340Gbps100WUSB4 v1のベースとなった
Thunderbolt 440Gbps100WUSB4 v1をベースとして作られた
Thunderbolt 580Gbps
ブースト時120Gbps
240WUSB4 v2をベースとして作られた

Thunderbolt 5は双方向80Gbpsに倍増し、映像のように一方向へ大量に流したいときは「Bandwidth Boost」で最大120Gbpsまで引き上がります。土台はUSB4 Version 2.0で、給電も240Wに対応。いわば全部入りの最新世代です。

ちなみに、USB4はもともとThunderbolt 3をベースにして生まれましたが、Thunderbolt 4 / 5は逆に、それぞれUSB4 v1 / v2をベースとして生まれたものです。

Thunderbolt 3・4・5の違い ここがポイント

  • Thunderbolt 4は3の罠を解消したもの
  • Thunderbolt 5は4からの正統進化 純粋に能力が向上

USB4とThunderboltは何が違う?どういう関係?

さて、この記事の核心です。「USB4対応」と「Thunderbolt 4対応」、どちらも同じようなものに見えますよね。一体なにが違うんでしょう。

結論から言うと、USB4は「仕様書」であり、Thunderboltは「USB4の仕様全部盛り製品」です。

ThunderboltはIntelが開発した高速データ転送規格。アップルと共同で製品化し、2011年のMacBook Proに初搭載されました。

USB4の仕様には、実は「幅」があります。例えばデータ速度は、40Gbpsでもいいし、20Gbpsでもいい。PCIe(外付けSSDを高速で繋ぐ機能)に対応してもいいし、しなくてもいい。

つまり、40GbpsでPCIe対応でも、20GbpsでPCIe非対応でもどちらもUSB4を名乗れてしまうんです。だから「USB4対応」とだけ書かれた製品は、実は内容を確認しないと本当の性能がわかりません。

いっぽうThunderboltは、その「してもいい」を全部「しなければならない」に変えたもの。オプションを潰して全部必須にした、いわばUSB4の全部盛り確定版です。

Thunderbolt 4 / 5はそれぞれ USB4 Version 1.0 / USB4 Version 2.0の全部盛りです。

USB4 Version 1.0Thunderbolt 4
データ速度20Gbps または 40Gbps40Gbps必須
PCIe対応
(外付けSSDを高速で繋ぐ)
任意必須
ディスプレイ出力1台以上4K2台 または 8K1台
電力(USB PD)PD通信は必須・給電量は自由アクセサリへ15W以上/
ノートPCは充電対応必須
※ケーブル長の保証規定なし2mまで40Gbps
Thunderbolt 4とUSB4 Version 1.0の比較。PC・ドック・周辺機器など機器側の仕様です(最下段のみケーブルの項目)
USB4 Version 2.0Thunderbolt 5
データ速度20 / 40 / 80Gbps80Gbps必須
帯域ブースト
(映像側に片寄せ)
任意120Gbps/40Gbps 必須
PCIe対応
(外付けSSDを高速で繋ぐ)
任意必須(PCIe 4.0・64Gbps)
ディスプレイ出力1台以上8K2台 または 4K3台
電力(USB PD)PD通信は必須・給電量は自由アクセサリへ15W以上/
ノートPCは140W充電対応必須
※ケーブル長の保証規定なし1mまで80Gbps(パッシブ)
Thunderbolt 5とUSB4 Version 2.0の比較。こちらも機器側の仕様です(最下段のみケーブルの項目)

ここがポイント

  • USB4はUSB-IFが策定した仕様。Thunderboltは元々Intelが開発した製品。
  • USB4といっても性能がいろいろある。Thunderbolt 4 / 5はそのUSB4の仕様の上限全部盛りをIntelによって保証されたもの。
  • TB4はUSB4 Version 1.0の全部盛り、TB5はUSB4 Version 2.0の全部盛り

電力について補足

「電力」の行だけ書き方が変に見えたかもしれないので、補足させてください。

USB4は、USB PDへの対応そのものは必須です。というより、USB4として繋がるときの最初の挨拶、つまりどっちがどれだけ電気を出せるかの相談がUSB PDで行われるので、PD非対応のUSB4というものは原理的に存在しません。

ところが「何ワット流すか」のほうには義務がないんです。極端な話、5V/900mAしか出さなくてもUSB4を名乗れてしまう。だから「USB4対応」と書かれているだけでは、充電性能はまったくわかりません。

Thunderbolt 4はここも締めていて、アクセサリには15W以上、ノートPC本体は最低1つのポートで充電できることが必須になっています。速度でもPCIeでも起きていた「USB4は幅がある/Thunderboltが締める」という構図が、電力でもまったく同じように起きているわけですね。

つまるところ、スペック表とにらめっこしたくない人ほどThunderboltのロゴを探すのが正解になります。

重要なのはPCIeが通るかどうか

この表の中で、実用上いちばん差が出るのはPCIe対応の有無です。

PCIeは、USBとは別の接続方式です。SSDやグラフィックスのような、とにかく速さがいるパーツ専用の道。Macの内蔵SSDはこのPCIeでCPUと繋がっています。

で、外付けSSDってケースを開けると中身はMacの内蔵SSDとほぼ同じ部品です。つまり、本来PCIe接続されるものということ。

ところが、外付けSSDを普通にUSB接続しても、PCIeはそのまま通れません。だから外付けケースの中でいったんUSBに変換し、受け取ったMac側でまたPCIeに戻す。通訳が2人、間に入っているようなものです。

通訳を挟むと、ひと言ごとに少しずつ時間がかかります。大きいファイルを1つコピーするくらいなら大差ありませんが、小さいファイルを大量に読み書きすると差が積み重なる。

PCIeが通るポートなら、その通訳が要りません。内蔵SSDと同じ繋がり方が、そのままケーブルの先まで伸びていきます。ただしこれはSSD側とMac側の両方がPCIeに対応していて初めて成立します。片方だけでは通りません。

そしてPCIeを通すかどうかを決めているのは、ケーブルではありません。ケーブルは中を流れているものを区別していないので、「PCIe対応ケーブル」という商品は存在しません。売り場で探さないでください。

ここがポイント

  • 外付けSSD繋ぐならPCIe対応の有無は重要
  • PCIeはケーブルで決まるわけではなく。

ケーブルに限れば、実はほぼ同じもの

いまPCIeのところで触れたとおり、上の表はおもにパソコンやドックなどの機器側の要件です。ではケーブルはどうなのか。ここも正直に書いておきます。

ケーブル単体で見ると、「USB4 40Gbps対応ケーブル」と「Thunderbolt 4ケーブル」は中身がほぼ同じものです。どちらも40Gbps・100W対応で、実用上の差はまずありません。

違いは、Thunderbolt 4のほうはIntelの認証を通っている、という安心料の部分。予算を抑えたいなら「USB4 40Gbps」と明記されたケーブルでも実質同等ですし、確実性を買うならThunderbolt認証、という選び方で問題ありません。

「Thunderboltじゃないとダメ」と身構える必要はない、というのは覚えて帰ってもらいたいところです。

USB PD – 15Wから一気に100W(そして240W)へ進化した充電能力

ここまではデータの話。今度は電気を運ぶ規格、USB PD(Power Delivery)です。

昔のUSBは、USB 2.0でわずか2.5W。スマホの充電にすら時間がかかりました。それをガラッと変えたのがUSB PDで、USB-Cケーブル1本でノートPCまでしっかり充電できるようになりました。

長らく上限は100Wでしたが、2021年のUSB PD 3.1で一気に240Wまで引き上げられました。この拡張部分を EPR(Extended Power Range、拡張電力範囲)と呼びます。

ここも水道管のたとえがぴったりです。今までは「20Vという水圧」で電気を流していました。EPRでは28V・36V・48Vという高い水圧が追加され、いちばん高い48V×5Aで240Wに到達します。水圧を上げることで、管の太さ(電流)はそのままに、たくさんの電気を送れるようになったわけです。

規格最大電力主な用途
USB PD以前2.5〜15Wマウス、USBメモリ、スマホ
USB PD(〜3.0)100WノートPC
USB PD 3.1(EPR)240W高性能ノート、ゲーミングノート
USBの給電能力の変遷

ここがポイント

USB PDという規格によって、それまでせいぜい15WくらいまでだったUSBでの充電が一気に100W、そして240Wまで可能になった。

映像はUSB4でようやく「挿せば映る」になった

USB-Cのすごさをもう一つ。あの1本のケーブルは、映像信号もそのまま流せます。

ただし「流せる」には長らく条件がついていました。USB 3までは、映像に対応するかどうかがメーカーの任意だったからです。同じUSB-C端子でも、映像が出るものと出ないものが混在していた。安価なノートPCやAndroid端末で「USB-Cなのにモニターに映らない」が起きるのは、これが理由です。端子の形からは判断できませんでした。

これがUSB4で変わります。USB4では映像出力が必須項目になりました。だからUSB4対応と書かれたポートなら、モニターに繋げば映ります。

ただし、映るからといって常にベストな繋がり方になるわけではありません。相手がUSB4非対応のモニターだと、映像を優先するぶんデータ用の帯域が削られます。USB-Cハブにモニターを繋いだとたん、同じハブに挿した外付けSSDが遅くなる——あれがこれです。両方がUSB4に対応していれば、映像とデータを1本の中で融通し合えるので、この現象は起きにくくなります。

いずれににせよ、使うのは高速データ用の配線です。だから前半で書いたとおり、USB 2.0の充電専用ケーブルでは映像は出ません。ここは何度でも言っておきます。

ここがポイント

  • USB4なら確実に映像が映る。ただしつなげる台数に差があったりはする
  • USB 2.0の充電ケーブルでは映像は出せない

実際にどのケーブルを買えばいい?USB-Cケーブルの選び方とおすすめケーブル

最後に、お待ちかねのどれを買えばいいか、そしておすすめのケーブルについてご紹介します。

充電ケーブル・充電器についてはもう迷わない!iPhone / iPad / Macの充電用USB-Cケーブル・充電器はこれを買え!をご覧ください。

SSDやモニター接続用のケーブルについてはもう迷わない!USB-Cケーブルはこれを買え!転送速度・映像出力・Thunderbolt をご覧ください。

まとめ。USB-Cは「形」、大事なのは中身の規格

長くなったので、要点をもう一度だけ。

まとめ

  • USB-Cは「コネクタの形」の名前。性能は中身で決まる
  • ケーブルの性能はデータ速度・電力・映像の3つで決まり、しかもこの3つは独立している
  • 手持ちのケーブルの大半はUSB 2.0の充電専用。だから映像が出ないし転送も遅い
  • USB4 はデータを運ぶ太い管。40Gbps、Version 2.0で80Gbps
  • Thunderbolt は3つまとめて高水準を約束したグレード名。3→4でケーブルのハズレがなくなり、5で80Gbpsへ
  • USB PD は電力。現在はUSB PD 3.1 最大240W。
  • PCIeが通ると外付けSSDが内蔵SSD扱いになる。ただし決めるのは機器側で、ケーブルではない
  • ケーブル単体なら「USB4 40Gbps」と「Thunderbolt 4」はほぼ同じもの
  • 迷ったらThunderbolt 4か5。ただし240Wが要るなら表記を別途確認

2019年に「USB-Cが天下を統一する日は近い」と書きましたが、2026年、それはほぼ実現しました。iPhoneもMacもiPadも、みんな同じ形のコネクタです。あとは僕たちが「形は同じでも中身が違う」ことさえ知っていれば、もう怖いものはありません。

そのほかのMac周辺機器のおすすめは、Amazonプライムデーで狙うべきMacBookのおすすめ周辺機器にまとめています。次はこのケーブルとセットで使いたい、おすすめのUSB-Cハブやドック、モニターの選び方も紹介していきます。あなたのデスクが、1本のケーブルでスッキリつながる日はもうすぐです。

それではよきUSB-C生活を!