Mac 日本語キーボードとUSキーボードのメリット・デメリット

15163390897_fb44a3fb87_b
photo credit: Keyboard via photopin (license)

こんばんは。MacはJIS配列、US配列どちらも使っているキーボードバイセクの人です。キーボードの配列については、どちらがいいかなんて議論はさんざんされ尽くしているかと思いますが、僕なりの考えを書いてみます。

JISにはJISの、USにはUSの良さがあるんじゃぁー!(イワン・シュテンドルフ)

JISキーボードのいいところ

  1. 普及率が高い
  2. かなキー&英数キーの存在が神
  3. 価◯.com(とか大型電機店)で買える
  4. controlキーの位置が神
  5. fnキーの位置が神。
  6. 個人的に、HTMLとCSSに限りJIS配列の方が速く打てる(後述)

普及率が高い

普及率が高いということは、それだけでアドバンテージであります。会社のパソコンなんかもJIS配列のことが多いと思いますが、戸惑うことなく使えるということでもありますね。むしろUSキーボードの存在すら知らなくてもなんの不便もなく生きていけるわけですはい。

「かな」&「英数」キーが神

MacのJISキーボード中、最強のキーとも言える「かな」キーと「英数」キー。これだけでMacを選ぶ理由になりうるほどの存在であります。素晴らしさの理由は以下のとーり。

まず、かな/英数の切り替えが、ひとつのボタンで切り替える「トグル式」ではないこと。それぞれのキーは独立していて、「かな」を押したら必ずかなモード、「英数」を押したら必ず英数モードになるといったあんばい。またこれらは、入力モードであろうがなかろうが、いつでも切り替えられるので、押せば必ず切り替わってる安心感があります。

  • 「トグル式ではない」。1つのキーでかな/英数を切り替えるのではなく、それぞれが独立したキーであり、「かな」を押したら必ずかなモード、「英数」を押したら必ず英数モードになる
  • いつ何時でもモードが切り替えられる
  • ホームポジションから動くことなく切り替えられる

完璧な仕様であります。これ以上の完璧を、僕はまだ知らない。トグル式でなくそれぞれが独立していることで、かなキーを押せば必ずかなモードになるし、英数キーを押せば必ず英数キーになる。つまり、「今現在かなモードか英数モードか」なんて考える必要がない。知ったことじゃーないわけです。

「かなモードにしようと思ってかな/英数の切替キー押したら実は元々かなモードだったらしく押したら英数モードに切り替わってたみたいで、それに気付かず一生懸命日本語打ったつもりだったのに全部英語だったー!」

ということになりません。

また、それもいつ何時でも切り替えられるのも素晴らしい。入力状態になっていようがいまいがおかまいなしに切り替えられる。

こうなってくると、もはや「あ」とか「A」とか書いてあるアイコンを見る必要すらないわけです。日本語を打ち始める前にかなキーを押すだけで、100%日本語で入力できるわけですからね。日本語・英語切り替えは、日本人には逃れられない現実であり、いかに素早く、確実に切り替えられるかは死活問題なのです!

ちなみに、PC/AT互換機でも配列カスタマイズするとMacのかなキー&英数キーのようなことができますが、入力状態になってないとモードの切替ができない時があったりするんで、あまり旨味がありませんでした。

価◯.comで買える

まず、価◯.comでふつーに買えるのは通常JISキーボードなので、BTO(カスタマイズ)不要なら断然お得に買える可能性があるということ。これは大変なメリットであります。

controlキーの位置が神

Macにおいてcontrolキーは、commandキーに次ぐ非常に重要なキーであります。

例えばSpotlight(またはAlfred)の発動。control + Econtrol + Aなどによるカーソルキーの移動など、八面六臂の大活躍をするcontrolキーが、Aキーの左、つまりホームポジションの左小指の一つ左という、最強のポジショニングなのがJISキーボード。これもポイント高し。

fnキーの位置が神

これはまぁ、おまけみたいなもんですが。キーボードのシステム環境設定で「F1, F2などすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」にチェック入れてる場合、音量を変更するには、逆にfnを押しながらF11やF12を押す必要があるので、それが片手でできるのがいいなーと。音量の上げ下げに両手使いたくないんじゃー!ってだけです。

JIS配列の良くないところ

  1. 記号の並び方に脈絡がない
  2. なんかごちゃごちゃしてる
  3. ガラパゴス

例えばクォーテーションとダブルクォーテーションが全然別の位置にあったりする。またひとつのキーに記号が3つも4つも書いてあったり、ローマ字入力には一切無用なひらがながプリントされていたりと、キートップのごちゃごちゃ感はやはり気になる。

ガラパゴスなのは、一生日本で暮らす分には影響ないけど。

USキーボードのいいところ

  1. Returnキーが横に長く、ホームポジションの右手小指にキー1つ分近い
  2. キーの形や記号の並び方が合理的
  3. かっこいい
  4. 世界標準

Returnキーがホームポジションの右手小指にキー1つ分近い

まず、Returnキー。JISに比べホームポジションに1キー分近くなっているため、右小指を超絶ストレッチしなくても良い。JISは3キー分離れてるんで、成人男性でそこそこ指の長い僕でも結構指を広げないと届かないし、実際JISでEnter打つときはホームポジションから右に動いてる。

キーの形や記号の並び方が合理的

JISでは1のキーが不要に大きいが、USではdeleteが大きい。記号の並び方も合理的。例えば、「;」と「:」、「”」と「’」が同じキーだったり。カッコが横並びだったり。

かっこいい

あとは、何と言っても見た目がすっきりしていていいですね。Macの筐体にマッチします。

世界標準

日本に住んでてどれだけうまみがあるか知りませんが。まぁ、JISがガラケーならUSはスマートフォン、みたいな印象。

USキーボードの良くないところ

  1. 価格.comで買えない
  2. 普及率が低い
  3. かなキー&英数キーがない
  4. Karabinerによる配列のカスタマイズが必須
  5. controlキーが押しにくい
  6. 無用の長物caps lockが、でかい上に最高のポジションにいる

絶望的なのは、「かなキー」「英数キー」が存在すらしないこと。次いで、controlキーが押しにくい、逆にcaps lockが最強ポジションに君臨していること。

なので、これらはKarabinerなるサードパーティのアプリで配置をカスタマイズする必要があります。カスタマイズといってもヒジョーに簡単で、ただ項目を選ぶだけですが。Karabinerはとても優秀なアプリで、かな・英数問題も簡単に解決できるのです。とはいえサードパーティに頼らざるを得ないのはやはりネック。いつ開発終了するかも分かりません。

また、入手もApple Online Storeや中古など限定されるなどの問題?もあり。

HTML,CSS(Sass)はJISの方がいい?

個人的には、HTML, CSS(Sass)に限ってはJISの方が速く打てます。もちろん、ちゃんとした理由がありますよ。

例えば class=”home” と打つ場合。イコールの次のダブルクォーテーションが、USの場合両方とも右小指なので速く打てないが、JISの場合右小指と左薬指なので、ほぼ同時に打てる。頻繁に打つ部分なので、この差はでかいのです。

CSSに関しては、コロンがシフトキーなしで打てることがアドバンテージ。また、Sassでは@マークが同じくシフトなしで打てるため、JISの方が好みだし実際速い。

で、実際USキーボードを選ぶべきなの?USキーボードは誰に勧めたいか

長い間JISオンリーかつタッチタイピングバリバリの方なら、僕はUSキーボードはおすすめしないです。
USキーボードの方が構造的に合理的であることに違いないですが、メリットとデメリットは半々。必ずしも今以上に快適になるとは限らないと思います。

USキーボードを勧めたい人は二人います。一人は「USキーボードKAKKEEE!!したい人」、もう一人は「単に使ってみたい人」。

なぜ両方使ってるのか?

僕がなぜUSを使ってるかと言うと、きっかけは、はるか昔に秋葉原の中古ショップで間違えてUSを買ったこと。しかし、今日びのMacBook ProはBTO不要だったりするので、価格.comで買いたいんですよ。つまりJISキーボード。なもんで、それ以来USとJISの二刀流でやってます。新しいMacBookは、Apple Online StoreにてUSキーボードを買いました。やはり見た目のかっこよさはUSに軍配が上がります。

おわりに

JISキーボードとUSキーボード、それぞれメリットとデメリットを紹介しました。一長一短でどちらがいい、とは一概に言えませんが、USキーボードを使ってみたいと考えている方の参考になれば幸いです。それではまた。