シンプルに、より快適に生活するためのiPhone / iPad活用シリーズ、第1弾は電子書籍のお話です。
このシリーズでは、シンプルな暮らしを目指したい方のためのiPhone / iPadの活用にスポットを当てて、いくつかの題材をとともに考え方や具体的な方法などをお伝えしたいと思います。よろしくどうぞ。
電子書籍をオススメする理由
随分昔の話ですが、ある日、持ってた数百冊の紙の本を「これ全部iPadで読めたら便利だなー」って思って、何ヶ月かかけて全部自炊(データ化)しました。
またそれ以降、本を買うときは電子書籍で買うようにしていて、読書はほぼiPad or iPhoneオンリーになり、とても身軽で快適な読書生活を送っています。
電子書籍に感じているメリット
iPad x 電子書籍へ移行して以来、実際に僕が感じているメリットはこんな感じです。
- 部屋がスッキリ
- 置いたまま読める
- 本や本の内容を検索できる
- マーカー機能でポイントの抽出やまとめが楽
- 本を何冊も持ち歩かなくてよくなった
- ワンポチで即買える・即読める
- 暗くても読める
- 音声読み上げできる
- 文字サイズ変えられる
- コンテンツのアップデートが可能
電子書籍に感じているデメリット
逆に、デメリットはこんな感じでしょうか
- 貸し借りできない
- 厳密には自分の所有物ではない(自炊ならOK)
- 電気がないと読めない
デメリット側に着目すると「やっぱ紙じゃね?」ってなりますよね〜。特に所有物にならないという点。
だけど、これからの時代をシンプルに生きていくポイントとして、「モノの所有にこだわらない」「サブスクリプションや代行サービスを有効活用する」という観点は結構大事だと僕は思っています。
「物を手に入れる」ことにお金を使うのではなく、「体験」にお金を使うということ。つまり本という物理的なものを手に入れる代わりに「すごく便利で快適な読書体験」に対価を払う、ということですね。モノに溢れかえった現代だからこそ「体験に価値がある」と僕は思います。
おすすめは、Kindle
電子書籍黎明期はさまざまな電子書籍プラットフォームがありましたが、今やKindle一強と言っても過言ではないでしょう。高い利便性はもとより、世界最強のIT企業が運営しているという「絶対潰れなさそうな安心感」が最強の強みと言えるでしょう。ジェフ・ベゾスさんまじ半端ないっす…!
その他、レコメンド機能も素晴らしく、新しい本とも出会えるし、サブスクリプションのKindle Unlimitedも強力。プライム会員ならPrime Readingという読み放題も使えます。
というわけで、Kindleが僕のイチ推し。ただ、漫画オンリーとかなら他にもたくさん選択肢はありますね。
寝転がっても!暗くても!ハンズフリーで読める!
さて、このへんからは僕が感じる電子書籍の魅力や恩恵について語ります。
まずは、寝転がって読書。ハンズフリーで。ハンズフリーっていうか、ページめくりとかはするけど。要は、常時手を塞がず、iPadやiPhoneを置いたまま片手でちょいちょいっとやりながら読めるというのがいいところ。
あとはアレですよ。あれ使おう。ダメ人間アームを。
寝ながら読もう。
マーカー機能で学習を効率化
たとえばKindleなら、マーカー機能があり、ポイントを簡単に抽出できます。で、このマーカー部分は一覧で見ることができるので、復習も秒で行えるのです。
なんならスクショ撮ってメモ帳とかに貼り付けておいてもよし。デジタルだからこそ成せる業であります。
もはや「すべての電子書籍」を持ち歩いている。本質的に。
何冊かの本を並行読みするので、いつも数冊の本を持ち歩いている感じでしたが、それがiPad1台、いや、なんならiPhoneだけでそれらを常時携帯できるようになったのです。ヤバいよね、ベゾス。でも、ヤバいのはそれだけじゃーないのです。
たとえばKindleなら、いつでもどこでも、ワンポチで、秒で本を買えます。たとえばKindleなら、いつでもどこでも、ワンポチで、秒で本を買えます。
ほんとうにヤバいのはこっちなんですよ。つまり、もはや持ってるとか持ってないとかに関係なく、いつでも、どこでも、どんな本でも、ワンポチで、秒で本が読めるということなんです。ジェフ・ベゾスさんまじぱねーっす。これが電子書籍、っていうかテクノロジーがもたらした革命。JBまじぱねっす。
本を検索できるようになった
探し物が苦手な僕はこれまで、本棚から目的の本を探すのも一苦労だったわけですが、電子書籍なら「探したい本のタイトルを入力する」というきわめて直感的な方法で探せるようになったのです。
本の自炊は意外とコストかかるよ
数百冊の本をを自炊した僕が言わせてもらう。自炊けっこう辛いっす。
本の自炊は、慣れれば1冊10分くらい。あなたの時給が1,500円なら1冊にかかる人件費は250円。加えてドキュメントスキャナーやディスクカッターの初期費用が4 – 50,000円くらい。当然PC/Macも必要。あと部屋のスペース。
ワンピース80巻 x 480円とすると38,400円で買えるので、自炊は意外と高コストだということが分かりますね。Kindleで読める本ばかりなら無理に自炊せず、読みたいときにKindleで買い足した方が懸命かもしれません。
自炊しまくった僕が敢えて言う。Kindleの方が扱いやすい。マジで。
おすすめの自炊本リーダー
といいつつ自炊本のお話。おすすめの自炊本リーダーは「Booklover」。自炊本のみならず、ふつーにPDFリーダーとして超優秀。UIもシンプルで分かりやすくておすすめです。
ファイルアプリ内のPDFを簡単に取り込めるし、僕はFileExplorerというアプリ経由でNASから自炊本を取り込んだりしてます。ただしKindleの方が扱いやすいことは言わずにはいられない。
デカいiPhoneにするべきか
僕の持ってるiPhone Xは、漫画読むには大きさ的に結構ギリ、っていうかストレス感じるので、次はデカいMax的なものにすべきかと思ってます。多分します。iPhoneでは活字本しか読んでないけど、漫画も読めるようになったらさらに読書生活が快適になりそう。
ってなわけで、電子書籍気になってるけど手が出せてないそこのあなた!iPad / iPhone x Kindleで、シンプル快適生活の第一歩を初めてみませんか?ではまたさようなら!