待ちに待った、狭ベゼルのMacBook Proがついに発表されました。ぼちぼちMacを買い換えようと思っていた方もそうでない方も、これは気になりますね。
16インチMBPの見どころ 1 – 物理escキーの復活と十字キーの形状復活
もっとも話題となっているのが、esc キー。Touch Barに統合された esc キーが、約4年ぶりくらいに物理キーボードとして復活しました。
僕はTouch Bar使ったことないので批評はできませんが、デジタル esc キーはあまり好評ではなかった模様。
もうひとつ。十字キーの形状が、従来の凸型に戻った点も見逃せない。近年の十字キーは正方形だったんだけど、手探りで判別しにくいという声もあり、また凸型に戻った模様です。僕もこれに関しては歓喜であります。
いずれも、Macユーザーの熱い要望に応える形となった、というわけですね。従来のAppleと比べて、とても興味深いことです。
16インチMBPの見どころ 2 – 改良されたシザー構造のMagic Keyboard
バタフライキーボードよ、さようなら。いやー、2016年くらいにAppleが提案した「バタフライキーボード」をここまですっぱり切り捨てる英断は素直にすごいと思います。
新しいキーの押し込みは1mmで、かつ静音だとのこと。
16インチMBPの見どころ 3 – 6つのスピーカーと3つのマイク
ヤバい。HomePod, AirPods Pro, そして16インチMBPのこの6スピーカー仕様。近年のAppleはサウンド関連のテクノロジーへの意気込みが圧倒的にヤバい。
公式によると、低音に半オクターブ低い音域を追加するらしい。また、スタジオ品質の3マイクアレイを搭載。ラップトップPCのスピーカーになぜそこまでこだわるのか。それはMacはクリエイティブデバイスであるということの確固たる表明ではないだろうか。これから70億人総クリエイター時代が到来することを予感させます。
16インチMBPの見どころ 4 – Retina MBP最大のディスプレイ
近年のiPhoneやiPad, Apple Watchのように、ついにMacBook Proも狭ベゼル化され、その分ディスプレイが広がりました。没入感や作業効率の向上が期待できます。
16インチMBPの問題は重さ。
しかし、いいことばかりではありません。重さはなんと2kg。1世代前より200g近くアップ。iPhone1台分くらい重くなった計算。ちなみにMacBook Airは1.25kg。ほぼ2台分ですよ。バッテリーやスピーカーの分ですかね。デバイスの進化という意味では、重くなるのは微妙だなーといつも思います。まぁ、重さより大事なこともあるから一概には言えませんが。
というわけで、そのうちまた実機触ったらレビューします。