Boseファンの皆さんはきっとこの日を待ちわびていたことでしょう!もちろん僕も例外ではありません。最高峰の音響機器ブランドBoseから、ノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤフォンが2020/10/15についに発売。人気のApple AirPods Proと比べながら、どこが優れているのかを解説します。
Bose QuietComfort Earbuds – Bose初の「完全ワイヤレスでノイズキャンセリングなイヤフォン」
- ノイズキャンセリングがない完全ワイヤレスイヤフォン
- (完全ではない方の)ワイヤレスノイズキャンセリングイヤフォン
Boseのイヤフォンシリーズで、これら↑はあったし、もちろん使ってきましたが、「完全ワイヤレス」で「ノイズキャンセリング」なイヤフォンは今までなかったんですね。というわけで、満を持して登場するBose QuietComfort Earbuds。期待しないわけにはいきませんね。
Apple大好きでAirPods Proユーザーの僕がなぜBose QuietComfort Earbuds を待ちわびていたのか
僕はかれこれ20年ほどApple製品を愛用していて、それが高じてこんなブログも長年やっています。そして、かつては音楽業をやっていたので、イヤフォンやスピーカーにもまぁまぁこだわってきた感じです。
ここ数年はなんだかんだでBose一辺倒になっていた僕ですが、AirPods Proが登場して以来、2020年10月現在まで、AirPods Proを使っています。
音質も機能性も充分なAirPods Pro。なんといっても外部音取り込みの品質が非常に高いし、満足度の高いイヤフォンであります。しかし、(下のAirPods Proのレビュー記事でも書きましたが)僕の音質の好みとしてはAirPods Proより既存のBoseイヤフォンの方が好みなんですよね。
さて、Bose QuietComfort Earbudsの期待感をAirPods Proと比較しながら紹介していきます。
Bose QuietComfort Earbudsの期待ポイント1 アクティブ / パッシブ両面からのノイズキャンセリング
いわゆるデジタルテクノロジー的なアプローチでのノイズキャンセリングに加え、イヤーノズルそのものの密閉性を高め物理的に外部音を遮断する「物理ノイズキャンセリング」により、これまでにないノイズキャンセリング – 耳のVR体験が期待できます。
なお「耳のVR」とは僕がBose QuietControl 30を初めて使ったときに生まれた、Boseのノイキャンの威力を端的に表した用語です。
Bose QuietComfort Earbudsの期待ポイント2: 11段階のノイキャンレベルを3つプリセットして呼び出せる
フルマックスノイズキャンセリングから、まるでイヤフォンをつけていないほど外部音がクリアに聴こえるトランスペアレンシーモードまで、QuietComfort Earbudsのノイズキャンセリングは11段階。レベルを3つまでプリセットしておいて、いつでも呼び出せます。
Bose QuietComfort Earbudsの期待ポイント3: 落ちない&安定した装着感
Earbudsの話というよりBoseイヤフォン全般の話ですが、Boseのイヤフォンには「StayHear®️」なる、三日月型のイヤーチップがついているのが特徴です。
これにより、イヤフォンが自然に耳から落下するってことはまずありません。しかも、今回搭載されるのはStayHear®️Maxという進化版とのこと。
これは個人差あると思いますが、僕は一般的なカナル型イヤフォンの場合、動いてると落ちちゃうことがあります。もちろんAirPods Proも例外ではありません。筋トレとかストレッチとかしてるとフツーに落ちます。
落ちないにしてもだんだんズレてきて、密閉感が変わって音の聴こえ方が変わってしまうんですよね。その度にイヤフォンを挿し直して、みたいなのが地味にストレスになる。
これらの問題を、BoseのStayHear®️Maxがしっかりと解決してくれるわけです。
「落ちない。ズレない。」この信頼感が、僕がBose製品が手放せなくなった大きな理由のひとつでもあります。
Bose QuietComfort Earbudsの期待ポイント4: Boseサウンドである
当たり前のことをさも意味ありげに言うのが僕の専売特許であります。このイヤフォン、Boseサウンドなんですよね。(たぶん)。まぁ音に関しては好みの問題なんでアレですが、僕はBoseサウンドがやっぱり好きです。
近年のBoseの印象を僕の主観で言うと、
全体のバランスを保ちながらもちょっとだけ音を元気にした感じ。
エフェクターでいうと少しエンハンサーかかってる的な。AirPods Proの方が落ち着いた印象があります。
あと、Boseっていうとゴリゴリブーミー低音みたいなイメージをもっているかもしれませんが、(少なくとも近年のBoseは)むしろ全体のバランスはよく、そのうえで低音域の安定感を増したような感じです。
Boseサウンドを支える「アクティブEQテクノロジー」
最高峰の音響機器メーカーであるBose。そのサウンドを支える技術のひとつに、アクティブEQテクノロジーがあります。
同じ音楽でも、とても小さな音で聴く時と大きな音で聴く時では、聴こえ方がずいぶん違ってきます。具体的には、音量を小さくすると低音域は聴こえにくくなり、本来よりやせ細ったような音に聴こえます。そんなときは、低音域を少し持ち上げてバランスよく耳に届くように自動的に補正してくれる、といったあんばい。
EQとは、イコライザーといって高い音から低い音までの音量のバランスを調整するものです。こういった環境による差異を自動的にEQ補正して、「いい音」を保ってくれる、というわけです。
Boseのイヤフォンはマルチポイント対応。複数デバイスでの再生の切り替えは…自動だ!
最近AirPods Proに、複数デバイスでの切り替えが簡単になるアップデートがありました。
しかし、そもそもBoseのBluetooth製品は、複数デバイスを自動的に切り替えて再生できるマルチポイントに対応しているのです。
マルチポイントとは、簡単にいうと同時に複数のデバイスに接続できるBluetoothの規格。これも、僕がBose製品を手放せなかった大きな理由です。Air Pods Proの大きな不満点のひとつも、この切り替えが自動でできないという問題でした。
まだまだある!Bose SoundComfort Earbudzの期待ポイント
ほかにもたくさんありすぎるのでまとめていきます。
- 6時間連続再生 + ケース充電でさらに12時間の最大18時間再生
- 充電15分で2時間再生
- 充電残量インジケーターが見やすい
- ワイヤレス充電Qi対応
- USB-C 充電コネクタ
- IPX4の防水性能
- ジェスチャー操作とカスタマイズ可能なショートカット
個人的には、Qi対応がヤバいです。AirPods Proもそうですが、帰ってきて充電パッドにイヤフォンケースを置くだけで充電できるのは、もはやケーブル充電には絶対に戻れないほどの快適さ。
イヤフォン本体で音量を操作できるとありがたいんだけど、今のところそういった記述は見当たらず。ジェスチャーでできたらいいな。
というわけで、入手したらレビュー書きます。それではまた!