久々すぎる整理整頓シリーズ第2弾。Finderまわりをすっきりさせることを目的としたTipsです。初心者の方やなんとなく使ってきた方向けの内容となります。
Finderとはなんぞ
Finder(ファインダー)は、Macのデータやファイルを扱うためのアプリ。他にも役割はありますが、基本これです。
こいつは特別扱いされたアプリで、アプリを終了させることは基本的にはできません。Dockから消すこともできない。
まぁ、フォルダ作ったり、フォルダやファイルの名前変えたり複製したり場所をずらしたりを行うためのものとゆーことです。
自分で撮ったりもらったりした写真や文書とかがファイル。それらを入れて整理するふくろがフォルダ。
Finderウィンドウを開く
DockにあるFinderアイコンをクリックすると、出てきますね。その他、Finderメニューバーの「ファイル」→「新規ファインダーウィンドウ」とかcommand + Nとかで開きます。
なお、上記実行するには、Finderがアクティブになってないとだめですが、デスクトップの適当な場所をクリックするとかDockのFinderアイコンをクリックするとかすればアクティブになります。
アクティブとは、今自分が操作するぞっていう準備ができてる状態です。複数のアプリが立ち上がってる時にも、今自分が操作するアプリは1つですよね。このアプリを操作したいっていう。その操作できる状態がアクティブな状態です。
アクティブなアプリは、一番上のメニューバーのりんごマークの隣にアプリ名が表示されます。
Finderウィンドウはこれですね。いつも見るやつ。
Finder環境設定について
最初に、今回よく出てくるFinderの環境設定ウィンドウの出し方。
command+[,]で環境設定画面を開く。他のアプリでもこのコマンドに環境設定が割り当てられてることが多いです。絶対に覚えてほしいショートカットのひとつ。
開いたら、せっかくなので「一般」タブ内の赤枠内でもチェックしときましょう。たぶん最初からこんな感じになってると思いますが。
他については以下に詳しく説明します。
新規Finderウィンドウを開いた時に最初に開くフォルダを指定する
これはぜひやっておいていただきたい!「一般」内の「新規Finderウィンドウで次を表示」のところで、command+Nなどで新しくFinderウィンドウを開いた時に、どのフォルダを表示させるかを選ぶことができます。自分がもっとも便利だと思うフォルダに設定しましょう。おすすめは「書類」とか自分の名前フォルダかな。といいつつ僕はDropboxとかなってます。
Finderのサイドバーをお好みに設定する
Finderにはサイドバーなるものがあって、主要なフォルダなどにすぐにアクセスすることができますが、これを自分好みに編集して使いやすくしましょう。
サイドバーこれです↓
表示させる項目をカスタマイズする
まずはFinder環境設定の「サイドバー」にて基本項目の取捨選択。チェックボタンをオフにすると非表示にできます。
自分の好きなフォルダやファイルを表示させる
ここにある項目以外も、自分の好きなフォルダやファイルを表示させることができますよ。
自分の好きなフォルダやファイルは、サイドバー内の「よく使う項目」の部分に表示させることができます。
フォルダの場合は、サイドバーの各項目と項目の間にフォルダをドラッグ&ドロップするだけ。
試しに、「お試しセット」という名前のフォルダを入れてみる。
「デスクトップ」と「書類」の隙間に入れてみます。ちょっと画像わかりにくいけど、隙間にドラッグする時は画像のように表示されます。
その状態でドロップすると見事登録完了。「お試しセット」が表示されて、サイドバーからアクセスできるようになりました。
なお、フォルダじゃなくてファイルを表示させたい場合は、commandを押しながら隙間にドラッグ&ドロップします。
表示順を変更する
サイドバーの各項目をドラッグ&ドロップするだけで順番を変更できます。簡単ですね。「よく使う項目」なら「よく使う項目」内での順番変更ができます。
また「よく使う項目」や「共有」などの大分類の順番も入れ替えることができます。
項目を削除する
サイドバーの表示を削除するには、commandを押しながらサイドバーの外にドラッグ&ドロップで。ごみくずマークみたいなのが出たらドロップすると、サイドバーから削除されます。もちろん、サイドバーから消えるだけでフォルダ本体は消えません。
といったわけで、こんな感じにすっきりしてみました。
サイドバーを非表示にする
command+option+Sでサイドバーの表示・非表示ができます。もしくはメニューバーの「表示」→「サイドバーを表示」
Finderウィンドウのツールバーをカスタマイズする
Finderウィンドウの上の方にいろいろ並んでますが、この辺もカスタマイズできます。
ツールバー上で副ボタンクリック→「ツールバーをカスタマイズ」でカスタマイズ画面を表示。
カスタマイズのパネルがみゅいーんと出てくるので、この状態で項目をツールバーにドラッグ&ドロップすると、項目を追加できます。
逆に、消したいものはツールバーから外にドラッグ&ドロップ。各項目の場所の入替えもドラッグ&ドロップで。
自分の好きなフォルダやファイルもドラッグ&ドロップで追加・削除可能です。カスタマイズが終わったら完了ボタンをクリック。
なお、カスタマイズパネルの下の方にある「表示」で、ツールバーの表示をアイコンだけにしたり、文字だけにしたり、両方表示したりできます。
例ではアイコンと文字両方が表示されてます。アイコンの下に「戻る」とか「並べ替え」とかの文字が表示されてますね。
ちなみに、カスタマイズパネルを開かなくても、通常の状態でcommandを押しながらドラッグ&ドロップすることで項目を移動したり好きなフォルダを追加したり削除したりできます。
スプリングフォルダとスプリングウィンドウについて
整理整頓ではないですが、これもぜひ知っておいていただきたい便利機能。機能のオンオフはFinder環境設定→「一般」→「スプリングフォルダとスプリングウィンドウ」のチェックボタンをオンに。機能の自動反応時間はその下のスライドバーで設定できますよ。
スプリングフォルダ
ファイルをフォルダの上にドラッグして、数秒待つと、そのフォルダを開くことができる機能。そのフォルダの更に中にあるフォルダに入れるなんてのが、一回の操作でできるので便利。
スプリングウィンドウ
例えばデスクトップ上がいっぱいのFinderウィンドウでごちゃごちゃになってて重なりまくってる時、ファイルを後ろに重なってるウィンドウの見えてる一部分上にドラッグすると、後ろに隠れてるウィンドウを最前面に表示してくれます。
また、画面からはみ出しちゃってるウィンドウ上にドラッグすると、ちゃんと画面上におさまるようにウィンドウを移動してくれます。せっかくなので、上記設定でオンにしておきましょう。
Finderまわりのおすすめキーボードショートカット
カスタマイズ関係ないですが、キーボードショートカット覚えておくと便利です。詳しくはこちらの記事の3をご覧ください。
個人的には、書類フォルダを開くcommand+shift+Oやアプリケーションフォルダを開くcommand+shift+A、新規ファインダーウィンドウを開くcommand+N、新規フォルダを作成するcommand+shift+N、上の階層へ移動するcommand+↑などは重宝しています。
[link href=”https://lovemac.jp/blog/359/” title=”これだけは知っておきたいMacのキーボードショートカット100ぐらい 2018版 | loveMac.jp”]
終わり。
といった感じで終わりです。Finderまわりを自分好みにカスタマイズしてすっきり使用してみてはいかがでしょう。
それではまた。