2020年こそはホームボタンを卒業したい!Face ID iPhoneのすすめ

「そろそろiPhoneを買い換えようかな。でも最新のiPhone 11系にしようか、それともホームボタンのあるiPhone 8にしようか?」と迷っているそこのあなた!ホームボタンが無くなるのに不安を感じていますか?でもホームボタンのない世界もいいものですよ。

2017年11月3日、iPhone Xの発売日に初のホームボタンなし&Face ID のiPhoneを入手し、今はiPhone 11 Pro Maxへ乗り換えました。というわけで誰よりも長くホームボタンなしFace ID iPhoneを使ってきた僕ですが、ここらでひとつFace ID iPhoneの素晴らしさを余すことなくお伝えしたいと思います。ホームボタンからの脱却に踏ん切りのつかない方の、ひとりでも多くFace IDなしiPhoneの不安が解消されたら嬉しいです。

画面を叩けば時間が分かる

画面を触るとスリープ解除されて画面が表示される

Face ID iPhoneは、ホームボタンを押す代わりに画面を触ればスリープが解除されます。ちょっと時間や日にちが知りたい、今イヤフォンで再生している楽曲のタイトルが知りたい、なんてときにホームボタンを押すのではなく画面をタップすればよいのです。なんなら中指とか小指の第2関節でコンとノックするだけでもok。

これが地味に便利で、これのためにiPadもFace IDの11インチモデルに変えたほどです。

Face ID はTouch IDより遅い?

Face IDが登場したばかりの頃、Touch IDと比較してロックの解錠速度が遅いなどと言われていたし、今でもちらほら聞きます。というわけで論破したいと思います。

まず、2020年1月現在最新のiOS 13 / iPad OS 13のFace IDは爆速です。以前より30%ほど処理速度が向上したそうで、ほぼほぼ一瞬で解錠します。なので、実用レベルではコンマ秒レベルでどっちが速いなどというのは意味のない議論です。

以上論破終わりと言いたいところですが、まだまだ言いたいことはあります。

そもそも、これまで比較されてきたFace ID vs Touch IDの話はほぼ「スリープ状態からホーム画面を表示させるまでの時間の比較」であり、Face ID vs Touch ID の本質的な比較ではないのです。そもそも、

「まずはホーム画面を表示」しなくてもいい。Face IDでは通知から直接情報へアクセスする

Face ID iPhoneでは通知からサクッと直接コンテンツにアクセスできる

Touch IDのメリットのひとつとして「スリープ解除からロック解除してホーム画面を表示させるまでが1アクションで行える」というものがあります。つまり、指でホームボタンを押して戻しそのまま離さずに置いておくとロックが解除されます。

対してFace IDデバイスは「スリープを解除してから画面を顔に向けて(注視して)、さらに画面の下からスワイプするとホーム画面が表示されます。

一見Face IDの方がずっと効率が悪そうですね。そして、これが未だにTouch ID派が「Touch IDクソ速い」を主張しているポイントです。スリープ状態ホーム画面を立ち上げる速度で言ったら間違いなくTouch IDの方が速いです。

しかし、これはFace IDデバイスをしばらく使ってみると、Face ID側にも大きなメリットがあることが分かってきます。

それは、「ロック画面の通知の活用」。Face IDデバイスでは、画面をタップする(または画面を傾ける: 要設定)とスリープが解除されロック画面が表示されます。で、通知が来ている場合、ロック画面に通知が並びます。

友だちからLINEが来ていたら、ロック画面の通知で誰からどんなLINEが来ているか、iPhoneを持っただけで(スリープ解除されてロック画面の通知が表示されるので)分かります。そして、その通知が右にスワイプするだけでLINEのその人のトーク画面を直接表示できます。

このときロック解除は不要。というかLINEの通知を見ている間に勝手にFace IDで解除されてるから。まさしくこれがFace IDの本質だと僕は思っています。

Touch IDだったらどうでしょう。まず、前述の方法を使うと一瞬でホーム画面が表示されてしまうので、どんな通知があったかすぐに知ることができません。ホーム画面表示後に通知センターを表示させれば見られますが。

で、LINEが来ているかどうかはLINEアプリのバッジを見て、さらにLINEアプリを開いて返信先のルームを開いて、という動作が必要です。

Touch IDデバイスでも本体を傾けてスリープ解除できますが、通知を右にスワイプして開こうとした場合、Touch ID認証が必要となります。つまり、スワイプしたあとにホームボタンに一度触れなければならないのです。Face IDの場合、前述のとおり通知を見た瞬間に解除されるので、実質的な解除動作はありません。

さて、どちらが素早くLINEに返信ができるでしょうか。一目瞭然ですね。Face IDデバイスを持つとこの「通知からアクセス」というスキームが新たに加わり、これまで気づかなかったiPhoneの使い方に気づくことができると思います。

オートで認証される快適さ。Face IDの本質は「何もしなくていい」こと

Face IDであらゆる認証の工数が実質ゼロになる。

前述のとおり、Face IDとTouch IDにおいてはロック解除の話ばかりが目立ちますが、Face IDの魅力はそれだけではありません。むしろ本質は他のところにあります。たとえばメモアプリなどの個々のアプリのパスワード認証、Webのアカウント&パスワード入力などもFace IDによって自動化することができます。

左右にスワイプするだけでアプリ間移動

アプリ間移動がスワイプで

アプリ画面を移動する場合、これまではホームボタンを2回押して「最近使ったアプリ」の画面を表示させてから画面をタップして、という工程が必要でしたが、Face ID iPhoneでは画面下部を左右にスワイプするだけでアプリ画面を移動できます。

Face IDの弱点はマスクや偏光サングラス

さて、絶対に避けて通れないFace IDの課題。それはマスクや偏光サングラスなどの装着中は認証できないこと。有名な方で常時マスクを強いられる方や花粉症の方、変装癖のある方などには致命的な不便さだと思います。こればっかりは対応を待つしかないのでしょう。

ちなみに僕は、だからと言ってFace IDに加えてTouch IDも搭載するのは反対です。そこはAppleらしくFace IDの進化という形で解決してほしいと思っています。

僕はマスクとはほぼ無縁ですが、ロードバイクに乗るときの偏光サングラスや冬のネックウォーマーしてるときなんかには反応しなくてイラっとします。まぁ頻度的には全然少ないので仕方ないと思っています。手汗ガチ勢の僕にとってはTouch IDの反応しなさより全然よいです。

もう物理ボタンを押し込むのがしんどい

僕は、特定の位置にある物理ボタンを押し込む作業より、ざっくり本体の下から上にスワイプする作業の方が楽だと感じます。もはやボタンの位置を手探りで探すのも、ボタンを押し込むのも面倒くさいと感じてしまいます。

Face ID搭載のiPad Pro 11インチも、結局Face IDの魔力に抗えず、高かったけど買ってしまいました。僕はそのくらいFace IDに快適さを感じています。

画面でかいのもいいものだよ

iPhone 11 Pro Max(左)とiPhone 7(右)

あとはやっぱり狭ベゼルになり拡大されたディスプレイは実に快適です。僕は今後iPhoneでできることはできるかぎりiPhoneでやろうと思い、Maxサイズを購入しました。おそらく今後もスマートフォンの重要度は高まる一方で、折りたたみスマホなどで画面拡大化は進んでいくことと思います。

ホームボタンはオレが置いてきた

はっきり言ってこの闘いにはついていけない…

天津飯

現在、iPhone 8を除くすべてのiPhoneがFace ID搭載モデルです。iPhone SE的なものにホームボタン搭載の期待が高まりますが、それでも世界がFace IDの方向へ向かっていくのは明らかです。2020年、マスクなどの問題を抱えていないなら、ここらでiPhoneと自分をアップデートしてみるのも手かもしれませんね。

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この記事を書いた人

Takashi Fujisaki

10年の音楽制作屋さんを経て、2010〜 Webデザイン / フロントエンドエンジニア / ブロガーとして活動しています。WordPressテーマ・プラグイン制作やちょっとしたアプリ開発など。Appleと自転車とラーメンが好き。