iPhone 13 Proユーザーが14 Proに換えるべきたったひとつの理由

Takashi Fujisakiのアバター
3250文字

iPhone 13 ProからiPhone Pro 14に換えました。9/16に来るはずが一悶着あり10/2に到着です。出遅れてしまった感はありますが、無事ゲットできて嬉しい!

というわけで、1週間ほど使ってみて、やっぱ14 Proに換えてによかった!と痛感しています。それはあるたったひとつの機能によるものです。14 Proに換えて本当によかった。嬉しくて嬉しくて言葉にできない。そんな思いをここに綴りと思います。

ダイナミックアイランドは素晴らしい。だがそこではない。

iPhone 14 Proを象徴する 上部のカプセル型のダイナミックアイランド

ダイナミックアイランド。iPhone 14 Proを象徴する新しいiPhoneのトレードマークです。iPhone Xから続くノッチタイプからはや5年。気づけばiPhoneの歴史の半分近くがFace ID時代となったわけです。

そして、このダイナミックアイランドがさらなる次世代iPhoneの幕開けと言えるでしょう。もちろん、ダイナミックアイランドの存在こそが、僕がiPhone 14 Proを買った理由でもあります。

実際、使ってて気持ちいいんですよね。マップの案内や楽曲情報、充電状態などがこのダイナミックアイランドがふにゅっと変形して知らせてくれる。

ただ、「やっぱ買ってよかった!!!!!」と実感したのは、そこではないのです。決定的に重要な機能の実装(正確には復活)がそこにはあったのです。

ラーメン食います

脈絡なしに自分の趣味をぶっ込んでいこうと思います。僕はラーメンが大好きで、ラーメンにかけた外食費用日本一のここ新潟で、年間200杯近く食べています。

で、それらの備忘録として、こんな感じでInstagramに投稿しているわけですが、↓

僕のラーメン投稿スタイルとして、

  1. 真上からの撮影
  2. 斜め前(目線)からの撮影

この2つの角度からの写真を必ず投稿するというルールを決めています。

真上からの撮影はいいのですが、斜め前(目線)からの撮影にはちょっとしたポイントがあって、普通の写真モードではなく、ポートレートモードを使って撮ると向こう側がいい感じにボケていい感じの雰囲気のラーメン画像になる、というわけです。

iPhone 13 Pro のポートレートモード (3x) で撮影。向こう側がボケていい感じの雰囲気に。

なので、このポートレートモードが、僕のラーメンインスタにとって、ひいては僕の人生にとってとても重要な意味をもつということであります。

しかしですよ。1年前、iPhone 13 Proにしてからというもの、このラーメンインスタグラム運用にとって大きな課題が生じたのです。

ほんとうに買ってよかったと実感したのは、カメラの”あの”機能だった

ポートレートモードの話に戻ります。ポートレートモードで撮影できる倍率は、ふつうの写真のように自由自在に変えることができず、あらかじめ決められた倍率のみでしか撮影できません。

かつてiPhone 11 Pro Maxを使っていた頃のポートレートモードは、2倍の倍率(2x)のみでした。これが実にいい感じだったたんですが、iPhone 13 Proでは、ポートレートモードの倍率が、衝撃の 3x と 1x の2つになっていたのです。

iPhone 13 Proではポートレートの倍率が 3x と 1x の2つしか選べない

1xが追加されたのはよかったんですが、好きだった 2x が 3x に変わってしまったのです!つまりどういうことかというと、3x は 2x よりも遠くからの撮影が必要になるということです。

いやぁもう、とてつもなく使いづらかった。まず、1x は物体の「ゆがみ」が激しいので、ラーメンどんぶりを撮るにはあまり使いたくない。倍率が低いほどゆがんで映ります。ラーメンの丼の形をできるだけゆがませずに写すには倍率を上げて撮ったほうがいいわけです。

突然ですが皆さん。下の写真をパッと見で、直感的に「写真上手〜」「いい感じ〜」と感じるのはどれでしょうか。

どれがいちばんいい感じ?

これらはiPhone 14 Proのポートレートモードで、1番左が1x、真ん中が2x、1番右が3xで撮影したものです。

感想はさまざまあると思いますが、ひとつ言えることがあります。右にいくにつれて形の崩れが少ない、自然な写真になっているということです。左の1x は、丼がなんかこう、でろんと広がっちゃってるようなゆがみがあり、僕はけっこうな違和感を感じます。

それに対して、右の写真はごく自然な感じに写っていませんか?真ん中はその中間、といった感じです。

自然というのはつまり、人の目で見た感じに近いということです。この3つで比べた場合、3xがいちばん人の目に近い感じに写る、というわけです。

じゃぁ3x 最高じゃん!って話ですが、それにはひとつ大きな問題があるのです。それは、3x は望遠なので、席に座ったままラーメンを撮影できないということ。中腰になって思いっきり背中を反ってイナバウアーしてやっとラーメンが画角に収まる感じです。

ここがポイント

check倍率が低いほど、形がゆがんで写る

check倍率が高いとゆがみは少ないが、遠くから撮らなければならない

iPhone 13 Pro ポートレートモード 3x で撮影

そうした作業を経て、ようやくこんな写真が撮れるわけです。はい。ポートレートモードはいい感じのボケで雰囲気が出やすいのですが、ラーメン撮影のためにイナバウアーが必要なのが、3x のポートレートモードなのであります。

iPhone 14 Proで ポートレート 2x が復活!!!!

2xが復活し、1x / 2x/ 3x の3種類から選べるように

しかし!iPhone 14 Proで復活したのです。 2x が。我々は、ついにイナバウアー不要でラーメンを撮影できる権利を取り戻したのです!しかも、1x , 2x , 3x の3種類でポートレートモードが撮れるようにパワーアップしていた。嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない。

席に座ったまま、自然な体勢で、ゆがみはほどほどで、向こう側がボケた雰囲気のいいラーメンの写真が撮れるバランスのよさ。これがポートレートモード 2x の魅力なのです。

ここがポイント

checkiPhone 14 Proには、13 Proになかったポートレートモードの 2x が復活!

iPhone 14 Proはもはやスマートフォン付きカメラである

もはやカメラ

Phone 14 Proのカメラ性能が凄すぎて、もはやミラーレス一眼 (LUMIX GH-5)を使う頻度はほぼなくなりました。SNS投稿用としては、もはやiPhone 14 Proは究極レベルに達していると思います。

これで、思う存分、心の赴くままにラーメンの写真が撮れるよ!Appleさんありがとう。それではまた!

ここがポイント

checkiPhone 14 Proの ポートレート 2x で、映えるラーメン写真を撮りまくり!