間違えないiPad選び。どのモデルのiPadを購入するべき? 2020後期版

iPad欲しい!けど、どれ買ったらいいんだ。という方へ。かれこれ7台のiPadを使い倒してきた経験から、間違えないiPadの選び方のポイントをご紹介します。ご購入のお役に立てば幸いです。どうぞよろしく。

比較されしiPadたち

  • iPad Pro 12.9インチ 第4世代(2020)
  • iPad Pro 11インチ 第2世代(2020)
  • iPad Air 第4世代(2020)
  • iPad 第8世代(2020)(無印iPad)
  • iPad mini 第5世代(2019)

Face ID!USB-C!とにかく最新のiPadを体験したい!

現段階でFace ID、およびUSB-Cが搭載されたiPadは、iPad Pro 12.9インチ とiPad Pro 11インチのみです。「iPhone 11 / 11Pro / 11 Pro MaxのよーにもはやFace IDが欠かせない!」という方や「スマートフォンがUSB-CだからiPadも統一したい!」という方、「とにかく最新の機能満載のiPadが欲しい!」な方はiPad Pro 12.9インチ またはiPad Pro 11インチとなります。

iPadもカメラにこだわりたい!

iPad Proにも超広角カメラが搭載された。写真はiPhone 11 Pro Maxの超広角カメラで撮影。

2020年版のiPad Proは超広角を搭載した二眼カメラ。iPhone 11 Proのように、より広い範囲を撮影できるようになりました。

さらに!今回のiPad Proは、超広角カメラに加えLiDARスキャナを搭載。LiDARとは、光を使って距離を測定する先進技術で、車の自動運転やドローン測量などの分野で利用されています。それがiPadに内蔵されちゃったわけです。

このLiDAR、今後物体を3Dデータにする3Dスキャンとか、AR関連で活躍することでしょう。

というわけで、カメラにこだわるならiPad Proシリーズを選びましょう。

iPad Pro 2020
Image via Apple.com

Apple Pencilでたくさん絵を描きたい

第2世代Apple PencilはiPadにくっつけて充電

かつてはかなり限定的だった、Apple Pencilが使えるiPad。今ではすべてのモデルでApple Pencilを使うことができるよ!いい時代になったなー。ただし、ひとつだけ注意点が。

Apple Pencilには現在2種類あり、互換性がないのです。

というわけで、まずはApple Pencilの対応表を置いておきますね。

Apple Pencil 第2世代Apple Pencil 第1世代
iPad Pro 12.9インチ
iPad Pro 11インチ
iPad Air 第4世代
無印iPad 第8世代
iPad mini 第5世代

性能の違いを簡単に説明します。Apple Pencilの違いによる書き味、書き心地といった面での差異はありません。あったとしてもほんの誤差レベルと言われています。

しかし!ここからちょっと大事。

Apple Pencilによる書き心地の違いはないけど、iPad側の違いによる書き心地の違いはあります。結論からいうとiPad Proはより書き心地がいいです。理由はProMotionテクノロジーなるものにあります。

ProMotionテクノロジー対応iPadは今のところProシリーズのみ。

ProMotionテクノロジーとは、簡単にいうと、「必要なときだけ画面表示のなめらかさが2倍になる」というもの。要は、ドラゴンボールでいうと界王拳

これが、結果的にApple Pencilの書き心地に影響してくる、といったあんばい。

それ以外にも大きな違いはあります。最大の違いは充電方法。第1世代のApple PencilはLightningコネクタをiPadのおしりに挿して充電するのに対して第2世代のApple PencilはiPadの側面にマグネットでくっつけて充電できる。もう天と地の違いがあります。

というわけで、どれでもお絵描きはできるけど、最高のお絵描き体験を求めるならProMotionテクノロジー対応のiPad Proシリーズ一択となります。11インチか12.9インチかは用途に応じて選びましょう。

Apple Pencil(第2世代)

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Apple Pencil (第一世代)

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iPad専用フルサイズキーボード Magic Keyboard for iPad を使いたい!

Magic Keyboard for iPad Pro

Magic Keyboard for iPad フルサイズのシザーキーボードとトラックパッドで、文書作成などの効率を劇的に向上してくれるiPad専用キーボード。

Smart Keyboardに比べてより文書作成効率に特化した印象があるこのMagic Keyboard for iPadは iPad Pro 12.9インチ / iPad Pro 11インチ / iPad Air 第4世代で使えます。

ちなみに、iPad Pro 11インチとiPad Air 第4世代は同じMagic Keyboardが使えます。Magic Keyboard for iPad大好きおじさんとしてはこれはかなり嬉しいところ。なんの意味もなくiPad Air 4を手がすべってポチりそうなくらい嬉しい。

なお、Smart Keyboard (Folio)は iPad mini 第5世代 以外のすべての現行モデルで使えます。

カーナビ / カーオーディオとして使いたい

iPadをカーナビとして使うにはCellularモデルがほぼ必須です。なぜならGPSが搭載されているのはCellurarモデルのみだからです。GPSがなくても位置情報は取得できますが、高速走行中にリアルタイムに精度の高い位置情報を取得するにはGPSが不可欠なんです。というわけで、まずCellurarモデルが必須。SIMはなくてもいいです。

サイズ的には、12.9インチはさすがにデカイ。11インチ以下が良いと思います。僕はiPad Pro 11インチを使っていますが、大きすぎるとは感じません。あまり大げさなのが嫌であれば、iPad mini 5もありだと思います。このへんはお好みといったところ。(miniサイズも使ってみましたが、カーナビとしては、僕は11インチサイズの方が好みでした。)

お次はスペック。iPadをカーナビ専用機として使うには高スペックも容量も必要ありませんので、カーナビ専用機にするならiPad 第8世代のCellurarイチ推し、時点でiPad mini 第5世代です。

カーナビに加えて音楽をガンガン聞く場合。iPadのストレージに音楽をガンガン入れる場合でも、128GBもあれば20,000曲くらい入ります。携帯キャリアのプランでウルトラ○ガモンスター的な大量のギガを使える契約なら、iPad本体のストレージに保存する必要もないので、iPadのストレージは最小でも問題ないです。

ただ、Prime Videoなどをたくさんダウンロードして観たい場合は、iPad 第8世代 128GBか iPad mini 第5世代 256GBのどちらかがよいでしょう。

iPadカーナビ化についてはこちらの記事をどうぞ。

ディスプレイの画質にこだわりたい

近年のApple製品の画面がなぜ美しいのか。もちろんそれには秘密があります。ハードウェア面の違いもさることながら、ここではソフトウェア的な面で重要なものを2つ紹介します。

ひとつはTrue Tone、もうひとつはP3

True Toneは、周りの環境光に応じて、画面の明るさや色あいや明度を自動的に調整し、より自然な表示にしてくれる機能。旧デバイスにありがちな、やたら青みがかっていたり、目に刺さるような色合いといった不快感が一掃され、いつでも気持ちよく閲覧できます。

P3とは、Appleが生み出した広色域の色空k…とか細かいことはここでは書きませんが、色の表現、特に赤系の表現力がより増した、みたいな。

このTrue ToneとP3、iPad 第8世代以外の全現行モデルが対応しています。iPad mini 第5世代も対応しているんですね。

がっつりゲームしたい

がっつりゲームするなら、高スペックのiPadがおすすめ。具体的にはiPad Air 第4世代かiPad Pro 11インチ がおすすめです。とはいえ、iPad 第8世代(A12 Bionicチップ)も1世代前のiPad Proに匹敵する性能をもっているので、よほど高負荷のゲームでなければなんの問題もありません。

iPad mini 第5世代は、持ちやすいという意味では選択肢に入ります。ただし、近年の高負荷ゲームには限界があるかもしれません。

がっつり本を読みたい

Kindleなどの電子書籍を読む場合。高いスペックは必要なく、大きさとか重さの方が大事になってきます。7.9インチのiPad mini のサイズで片手でらくらく持ちながら読むもよし、12.9インチのiPad Proを横向きにして見開きで読むもよし。

僕はiPad Pro 11インチでKindleを読んでいます。手に持って読む場合も、重さも大きさも気にならず快適です。ただし、見開き2ページで読むには少し小さく感じることもあります。

がっつり映画 / 動画が観たい

iPad mini 第5世代以外、できれば iPad Air 第4世代かiPad Pro 11インチ, iPad Pro 12.9 インチから選ぶのがベスト。

というのも、10.2インチと11インチの画面を比べると、その数値以上の違いが体感できます。画面の大きさは動画の快適さに大きく影響する部分なので、動画、とりわけ映画をがっつり観たいなら最低11インチをお勧めします。

食事中とかはiPad Pro 11インチをスタンドに立ててABEMAとか観てるけど、映画なんかはやっぱ12.9インチ欲しくなっちゃう瞬間は結構あります。まぁ、そんなときはテレビとか大型ディスプレイとかに繋げばいいじゃん、って話もありますが。

いつでもどこでも使いたい

CellularモデルのiPadの購入をおすすめします。Wi-Fi環境がなくても4G/LTE回線を使ってインターネットに接続することができます。(回線の契約が必要です。)

または、Wi-FiモデルのiPad + iPhoneのテザリング機能を使うという手もあります。

iPad mini 第5世代を買うメリットは?

iPad mini のメリットは、iPadの中では最小、最軽量。車で言うところの軽自動車、自転車ならミニベロみたいなものです。小回りが効いてフットワークが軽い、そんなイメージ。がっつり持ち運びたい方や、小型のものが好みな方、セカンドiPadとして買うにはもってこいだと思います。

性能はiPad 第3世代と同等。今となっては、ほかの現行モデルと比べて見劣りするスペックとなった感が、山崎まさよし風にいうとイナメナイ。

これまで7.9インチ、9.7インチ、10.5インチ、11インチと使ってきて今感じているのは、やはりWebも本(特に漫画)も動画も、9.7インチ以上(現行モデルなら10.2インチ以上)の方が断然見やすく読みやすいです。

ただし!iPad mini 第5世代が最強に活躍するシーンがあります。あるんです。それは「寝る前」。

こんなことありませんか?ふとんに入って、顔の上でデカくて重いiPad持ちながら観てて、一瞬寝落ちてデカくて重いiPadが顔面直撃…。

しかし!iPad miniなら持つのも軽いし、顔面直撃してもそんなに痛くない…!

これは買いですね。

iPad Pro 11インチ 第2世代とiPad Air 第4世代、どっちを選べばいい?

現行モデルのiPadで迷うとしたらこの2機種で、ってのが多いのではないでしょうか。実際似てますしね。いやー似てる。マジで似てる。というわけで、決定的に違う点だけをピックアップしてみますね。

iPad Pro 11インチ 第2世代iPad Air 第4世代
Face IDトップボタン Touch ID
スペースグレイ / シルバーのみ豊富なカラバリ
2眼カメラ超広角あり1眼カメラ 超広角なし
ポートレートモード
LiDARスキャナ
4スピーカー2スピーカー(横向き)
ProMotionテクノロジー

大きな判断基準はカラーバリエーションとFace ID / Touch IDかな?

中でもFace ID / Touch IDが大きな分かれ目かな?このマスク全盛のご時世、Touch IDの方が便利かもしれませんね。

あとはカメラの性能が必要かどうか、そしてApple Pencilの書き心地を最大化したいならProMotionテクノロジーのProって感じでしょうか。

個人的には、この2機種ならiPad Air 第4世代を買っちゃうかもなぁ。ブルーかわいいし。

全部読んだけど結局何買ったらいいかやわらかイナリ!

まずここまで読んでくれてどうもありがとうございます!しかし、結局どれ買ったらいいかわからない!という方に、僕はこちらをおすすめします。

2020年9月現在、今ならiPad 第8世代 128GBを買うのです!迷って決められないならこれを買うのです!

その理由を説明しましょう。まずiPad 第8世代は、現行モデルの中で比較するなら下から2番目のスペックのモデルとなりますが、それはあくまで他の現行iPadがハイスペックすぎるからであります。iPad 第8世代自体は初代iPad Proに肉薄するスペックがあり、またApple PencilやSmart Keyboardも使えるという、ふつーに文句なしの超性能なのであります。

本を読む、映画を観る、Webを観る、YouTubeを観る…。いずれもストレスなく体験でき、持ち運びにも苦労しないサイズ感だと思います。

それでいて34,800円〜とかめちゃめちゃ安い。比較対象となりがちなiPad Air 第4世代に比べ圧倒的な安さ。コスパ爆発。

併せて、周辺機器も安い。Apple PencilもSmart Keyboardも安い。iPhoneと同じLightningコネクタだからケーブルもシンプルで済む。

ちなみに、32GBはお勧めしません。32GBストレージを運用するには逆に知識やスキルが必要になったりします。1万円の差であれば、よゆーで128GBを選びましょう。

参考文献

  • ブックマーク
  • Feedly

この記事を書いた人

Takashi Fujisaki

10年の音楽制作屋さんを経て、2010〜 Webデザイン / フロントエンドエンジニア / ブロガーとして活動しています。WordPressテーマ・プラグイン制作やちょっとしたアプリ開発など。Appleと自転車とラーメンが好き。