フォルダアクション。Macユーザーの方にはおなじみの便利機能です。PNGをフォルダに投げ込むだけでJPGに変換する、なんてことが簡単にできます。
しかし、新しいMacに変えてこのフォルダアクションを作ったんだけどエラーで動かない…。そんな悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。はい、それは僕です!
というわけで、症状と解決法をまとめました。
症状
Finderの「サービス > フォルダアクション設定」で、PNGをJPGに変換するフォルダを作成(「Image – Duplicate as JPEG.scpt」を関連づけ)したけど、PNG画像を入れると以下のようなエラーが出てJPGが作成されない。
Image Eventsでエラーが起きました: image “xxxxx.png”は”save”メッセージを認識できません。

環境はMacBook Pro 16インチ 2019, macOS Catalina。
解決法
というわけでさっそく解決法。まずは「システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > プライバシー > フルディスクアクセス」を表示。

左下のカギをクリックしてパスワードでロック解除してから +マークをクリック。

command + shift + G で「フォルダの場所を入力」を開いて /System/Library/CoreServices/Image Events.app
をコピペして「移動」をクリック。

「Image Events.app」が選択されているのを確認して「開く」

「フルディスクアクセス」のなかに「Image Events.app」が入っててチェックされていればOK。

これで完了です。無事にJPGに変換できるようになったか確認してみましょう。
このエラーの原因
どうもmacOS 10.15(Catalina)以降、Image Eventsなるものがデフォルトではファイルにアクセスできない設定になり、その影響でこのエラーが起こっているようです。
それをアクセスできるようにするのが上記の設定というあんばいです。
セキュリティ強化しすぎて自分の機能も使えなくしちゃったってことですかね?わかりません。