Macをより快適に活用するためのおすすめアプリ9選【中級者向け】

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前回の初心者向けおすすめアプリ10選に続き、もう一方踏み込んで、より充実したMac生活を送りたい!そんな方のための、Macをさらに効率化するためのおすすめアプリをご紹介します。定番機能を拡張するものや自由なカスタマイズ、痒いところに手が届くようなアイデアアプリなど、さまざまなジャンルから9つ選んでみました。

Amphetamine(スリープ防止・管理)

「大きいファイルをダウンロードしていたのに、Macがスリープして途中で止まってた…。」
「動画の書き出しがスリープしてエラーになってた…またやり直し…。」

Macを使っていてこんな残念な経験はありませんか?ありますよね。はい。ありますね。僕も何度も悲しい経験をしているので、めっちゃわかります。かといってスリープ設定を無効にしたり、システム設定から都度変更するのはなかなかに面倒くさい。そこで、おすすめなのがAmphetamine。

Amphetamineは、Macが勝手にスリープしないようにする便利なアプリ。たとえば、大きなファイルをダウンロードしているときや、動画書き出し中、オンライン会議中などに役立ちます。特定のアプリを使っている間だけスリープを防ぐ設定や、1時間だけ、など時間を決めてスリープを防ぐこともできます。メニューバーから簡単に操作できて、めっちゃ重宝しているアプリです。

ネーミングセンスもなかなかウィットに富んでいていいですよね。

DaisyDisk(ストレージ管理)

DaisyDisk

Macのストレージを直感的に、カンタンに整理できるアプリ。カラフルな円グラフで容量を食っているファイルが一目でわかり、不要なものを簡単に削除できます。スキャンも速く、操作もシンプルなので安心して使うことができます。グラフをクリックしていくことで大容量ファイルを簡単に特定できるので、効率よくストレージの空き容量を増やすことができます。

有料ですが、ストレージ管理を効率化できれば余分な外付けストレージを追加しなくて済むなど、価格以上の価値があるアプリだと思っています。

Hammerspoon(カスタマイズ・自動化)

Hammerspoonは、Macを自分好みにカスタマイズできる自動化ツール。たとえばよく使うアプリをキーボードショートカットで開く、クリップボードの履歴を管理する、メニューバーにCPU使用率を表示させる、など。

ほかに、特定のアプリを開いたときにウィンドウを自動で整理する、なんてこともできたりと、さまざまな自分好みのカスタマイズができて重宝します。

Lua言語でスクリプトを書く必要があるため中級者以上向けですが、設定ファイル一つで別のMacにも簡単に移行できるので、一度設定すればMac生活が劇的に快適になります。

Hazel(ファイル・フォルダ整理自動化)

「フォルダの整理とか、マジでやってらんね…」そんな方に朗報です!

Hazelは、Macのファイルやフォルダを自動で整理してくれる便利なアプリ。指定したルールに従って、ファイルを自動で移動、リネーム、削除、タグ付けなどができます。例えば、1週間以上開いていないデスクトップやダウンロードフォルダのファイルを移動したり、不要なファイルをゴミ箱に送ることも可能。バックグラウンドで動作し、手間をかけずにMacの整理整頍を効率化できます。

こちらも有料アプリですが、Mac生活の効率化にぜひおすすめです。

PasteNow(クリップボード管理)

PasteNowは、MacやiPhoneでクリップボード履歴を管理できるアプリ。コピーしたテキストや画像を自動で保存し、iCloudで同期も可能。スマートリスト機能で素早く検索や整理ができ、ショートカットを使えば効率よく貼り付けられます。シンプルな操作で、作業のスピードアップに役立つ、慣れるとなしでは生きていけなくなるほど便利なツールです。

Raycast(コマンドランチャー)

僕がMacを使い続ける理由と言ってもいいほどに、今やMacに欠かすことができない、コマンドランチャー。MacにはSpotlightという純正コマンドランチャーが搭載されていますが、それをさらに拡張し、ドラゴンボールで例えるなら最長老がネイルの潜在能力をズイッと引き上げたくらいパワーアップさせたのがこちらのRayCast。

ランチャーアプリというのは、アプリの起動、ファイル検索、クリップボード管理、スクリプト実行などをテキスト入力から素早く行えます。ショートカットで作業を効率化し、拡張機能を追加することで、自分好みにカスタマイズもできる。

この手のアプリではAlfredが有名ですが、ここ数年はRayCastが勢いを増していて、機能も充実。

Alfredが事実上有料なのに対し、RayCastは無料でもそこそこ使えるというのも◎。全機能を使い倒したい場合はサブスクが必要になります。

開発者やMacをヘビーに使いたいユーザーに特におすすめです。

Snippety(スニペット)

Snippetyは、MacやiPhoneでよく使う文章やコードのスニペット(定型文)を素早く呼び出せるアプリです。ショートカットキーやキーワードで簡単に入力でき、iCloud同期でデバイス間の共有も可能。日付やプレースホルダーの自動挿入、スクリプトの実行機能もあり、作業の効率化に役立ちます。

便利な使い方のひとつとして、 ;now と打って「2025-01-20 14:17:09」のように現在の日時を即座に入力する、など、コードに限らず一般的な用途でも使い方はさまざま。

UpNote(ノートアプリ)

Macユーザーに限らず、テキストベースのノートアプリをお探しの方におすすめしたい、シンプルで使いやすいノートアプリ。

MacやiPhone、Android、Windowsで使え、オフラインでもメモの作成・編集が可能。ノートの整理やロック機能、タグ管理、同期機能も充実しており、日記やアイデア管理に最適です。美しいデザインで、長文も快適に書けるのが特徴です。

ほかの競合に比べて僕が使いたいと感じた部分はいくつかありますが、一番は入力の便利さ。

例えば見出し(H2)やリストなどの書式を指定したい場合、マークダウン、スラッシュメニュー、ショートカットの3つの方法で指定ができます。これら3つすべて使えるのは、僕が知るかぎりこのUpNoteのみ。

もうひとつは起動が爆速なこと。ノートアプリには立ち上がりの俊敏さも重要な要素です。起動を待っている間に書きたいことを忘れちゃう、なんて本末転倒ですよね。

そのほか、同期が簡単、誤編集防止機能、リビジョン機能の充実など、「ノート」として必要な要素全部入り、それでいてシンプル。そんなお気に入りアプリです。

しっかり使うには有料版を購入する必要がありますが、買い切りプランもあるため、サブスクが苦手な方もぜひ使ってみてほしいアプリです。

UpNoteの詳細ははこちらのページも併せてご覧ください

YoInk(ドラッグ&ドロップ効率化)

最後にご紹介するのがこちら。

Yoinkは、ファイルやフォルダを一時的に保管するスペースを作り、ウィンドウやアプリ間での移動をスムーズにする、まさに痒いところに手が届く!そんなアプリです。

ファイルをドラッグしようすると画面端に現れるスペースに一時的にファイルを置いておき、別のアプリやフォルダなどに簡単にドラッグ&ドロップで移動したり、溜めておいてあとでまとめて移動することができます。

また、画像、PDF、音楽ファイル、テキスト、ウェブサイト、動画など、さまざまな種類のファイルをサポート。さらに、一時保管スペースの位置やサイズはユーザーの好みに応じてカスタマイズ可能。細かな調整を行えます。Mac App Storeから購入できます。

おわりに

Macをさらに便利に、効率的に使いたい、そんな方におすすめしたいアプリを厳選してご紹介しました。

前回の初心者向けおすすめアプリ10選もぜひ併せてご覧ください。あなたの快適なMac生活の一助になれば幸いです。それではまた。