先ほど、なんかの拍子にデスクトップフォルダがゴミ箱入りし、元に戻せなくなりました。とても困りました。
なぜこうなった
確か、Illustratorだかのファイルを保存する際に、保存先を選ぶウィンドウで、デスクトップを指定するために、command + shift + D(デスクトップフォルダに移動するホットキー)をお見舞いして、そのまま保存!するつもりだったんだけど、まさにその瞬間、同僚に話しかけられたもんで、急いであわわあわわやってそのまま離席。
戻ってきたら、なんか保存先選択画面にゴミ箱が出てました。デスクトップ入ってました。
つまり、具体的な原因は分からないのであります。
デスクトップフォルダってなんぞ?
デスクトップフォルダが分からない方のために。説明しよう、デスクトップフォルダとは、俗にいう「デスクトップ」 ― そう、あなたのMacの画面にアイコンが127個ぐらい並んでいる、まさにそれであります ― の本体というべきフォルダなのであります。
デスクトップの実体はひとつのフォルダであり、そのフォルダと、いわゆるデスクトップは連動していて、デスクトップに置いたものは、実際にはデスクトップフォルダに保存されているというあんばい。もちろん、デスクトップフォルダ内のファイルを削除すれば、デスクトップに表示されているファイルも削除される。
ちなみに、デスクトップフォルダは
/Users/[あなたの名前]/Desktop
にあります。Finderがアクティブな状態でcommand + shift + DでデスクトップフォルダをFinderで開くことができます。
ゴミ箱入りしたデスクトップフォルダが動かせない
ゴミ箱に捨てたファイルやフォルダは、「元の場所に戻す」機能があります。間違えて捨てたファイルをもとの場所に復旧できるわけです。ゴミ箱内のアイテムを副クリックして、「戻す」を選ぶことで戻せるんですが、Desktopフォルダを戻そうとしたところ、
「このフォルダはOSXに必要なフォルダなので変更できません」
みたいなアラートが出て、戻せませんでした。ならば、新たに作ってやろうじゃないか、デスクトップフォルダをよ!と意気込んで、
mkdir ~/Desktop
してやったところ、今度は、そのフォルダは既に存在していると怒られたではないか。Finder開いてみると、ありました。デスクトップフォルダ。でも、ゴミ箱にもあります。
デスクトップフォルダは、勝手に、新たに、元の場所に生成されていた。しかし。
おそらく、自動的にフォルダが復旧されたのではないでしょうか。ほっと一息しようと思ったけど、よく見たら、新しくできていたデスクトップフォルダの中身は、空。デスクトップ上に表示されているファイルは、ゴミ箱に入ってる方のファイルではないか。
こうなったら、試しに、空の新しいデスクトップフォルダにてけとーなファイルを作成する。
touch ~/Desktop/kaitokun
ゴミ箱の中身に加え、デスクトップにカイト君出ました。なんぞこれ。よく分からんが、このままにしとくわけにもいくまい。何とかしないと。
最強の解決策
この必殺技で、いったいどれだけの人を救ってきたことだろう。しかし、自分のこととなるとなかなか思いつかないのです。再起動したら、元に戻りました。
まとめ。再起動しましょう
というわけで、以上です。今、頭の中は新しいMacBookでいっぱいなわけです。昔から、新しいマシンを買おうと思った途端、メインマシンが壊れるというジンクスがあります。嫉妬でしょうか。こだまでしょうか。とにかく直って良かったです。まだまだ現役で活躍してもらうのですから。ではまた!