「書く」ことだけに集中するための、シンプルで美しい紙のようなテキストエディタ「stone」

Takashi Fujisakiのアバター
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こんなエディタを待っていました。あたかも実物の紙のような書き心地で、とにかく書くことだけに集中できるように細部まで工夫されたテキストエディタ「stone」の紹介です。

stoneはどんなアプリ?

[bq uri=”https://stone-type.jp/”]stone(ストーン)は、日本語を書くことに主軸を置いた文章作成アプリケーション。
清らかな気持ちで文章を書く。そのために機能は極力そぎ落とし簡潔に、画面はシンプルで、文字が美しくつづられる、「素」のノートに徹しました。[/bq]

stone(ストーン)は、日本語を書くことに主軸を置いた文章作成アプリケーション。清らかな気持ちで文章を書く。そのために機能は極力そぎ落とし簡潔に、画面はシンプルで、文字が美しくつづられる、「素」のノートに徹しました。

stone(ストーン) – 書く気分を高めるテキストエディタ

例えば、ワープロソフトのようなものだと、さまざまな機能のボタンが何十個も並んでいたり、意図しない自動編集が行われたりして、それ自体が集中力を欠く原因になったりするかもしれません。

stoneは、そういった要素を極力排除し、集中して、また気持ちよく文章が書けるように工夫されたテキストエディタです。実物の紙のノートのような書き心地を意識して作られたそうです。

stoneのインターフェース

画面の構成要素

表示される要素は、ファイル名、ページ(タグ)追加ボタン、ページ内検索、行数、文字数の5つだけ。

文章を書いてる時は全て非表示になり、文章だけが表示されます。再表示するにはマウスカーソルを動かします。

フォント

明朝体は「游明朝」と「Times New Roman」の組み合わせ、ゴシック体は「游ゴシック」と「Helvetica Neue」の組み合わせ。読みやすく美しいフォントのセレクションとなってます。

stoneの機能

機能はかなり絞られていて、最低限の機能だけが残されている感じです。

書式設定

書体・文章の向き(縦or横)、文字の大きさ、行間、1行の文字数(行幅)の設定ができます。

また、あらかじめいくつかのテンプレートが用意されていて、そこから選んですぐに書き始めることもできます。

タブ機能

command + T で新規タブを開いて新しいページが作れます。

command + N で新規ウインドウが開きます。

検索・置換機能

文章内の文字を検索、または置換することができます。command + F から検索することもできます。

文字エンコード

文字のエンコードも一応選べます。通常はUTF-8のままでOK。

対応フォーマット

.txtのみ。保存する際には.txt形式で保存されます。

stoneの独自機能はこれで以上です。あとはmacOSの機能で印刷やフルスクリーン表示(command + control + F )などができます

stone こんな方におすすめ

雑誌などのライター、小説家、作詞家、ブロガーと、さまざまなモノ書き業種・業界の方におすすめしたいです。

おすすめはフルスクリーン

macOSの機能で、command + control + F でアプリのウインドウをフルスクリーンで表示することができます。

文章以外の一切の要素を画面に映すことなく、文章を書き続けることができます。

他にもある!stone対抗馬アプリ

これまで使ってきたエディタで、stoneと同系統の優れたアプリたちを紹介。

Byword

Write

iWriter

感想

欲を言うと、ダークモードか、それっぽい何かがあると嬉しいかもしれない。僕は白い画面ずっと見てると目が疲れるので。

とはいえ、シンプルなもの好きな僕としては、とてもお気に入りのエディタとなりました。